決断3 ページ24
陽菜side
1歩間違えば自分が妹の殺人犯になる事をしようとしてる。
そんな事くらい分かってる・・・
陽 「 優子を・・・殺っちゃうかもしれない｡｡｡(震)」
麻 「 陽菜､､､!!」
み 「 やめて､､､(ｳﾙ)」
陽 「 でも・・・でも､､､
優子を、ラクにさせてあげられるかも、しれない｡｡｡(震)」
み 「 確率は・・・???」
陽 「 やってみないと・・・(汗)」
麻 「 このまま、何もしなかったら・・・
優子は・・・元の生活には、戻れないの､､､？」
陽 「 戻れたとしても、苦しみは残ると思う・・・(震)」
麻 「 ・・・・・・そっか､､､」
陽 「 ごめんね・・・私がちゃんとしてれば・・・
こんなことになる事なんてなかったのに・・・」
早くに優子の風邪の異常さに気付いて詳しく調べて、
気管支炎を発見して治療していれば・・・よかった・・・
麻 「 ・・・・・・・・・やろう。」
み 「 ､､､(驚)」
陽 「 ・・・っ､､､(汗)」
麻 「 やるしか、ないんでしょ・・・？」
陽 「 ・・・・・・(震)」
麻 「 うん。やろう。・・・やるしか、ないよ。」
み 「 で、でも、そんな、簡単な､､､(汗)」
麻 「 今、決めなきゃ、時間がないんでしょ､､､？」
陽 「 ・・・(ｺｸﾝ)」
麻 「 アセトアミノフェン、静注しよう。」
陽 「 っ､､､(震)」
麻 「 アレルギー科と救命に落ち合ってくる。」
陽 「 ・・・ま、まって､､､！(震)」
麻 「 ・・・陽菜。」
陽 「 ・・・っ､､､(震)」
麻 「 それが最善の選択。それしかない。
そう思ったんでしょ・・・？陽菜。(ﾄﾝｯ)」
私の肩にポンっと手を乗せてきたまりちゃん。
罪悪感しかなくて自然と涙が溢れてきた・・・
陽 「 ・・・ﾋｯｸ、ｯｸ､､､ｯｸ・・・ﾊｧ､､､うぅ､､､」
麻 「 陽菜にとって1番辛い決断だったよね・・・(撫)
ずっと優子のことを見てきた陽菜の思い、分かるよ｡｡｡」
陽 「 ﾋｯｸ、ｯｸ・・・うぅ､､､ﾋｯｸ、ﾋｯｸ､､､」
麻 「 私が責任を取る。」
み 「 ぇ､､､(驚)」
陽 「 だ、だめっ､､､ｯｸ、ﾋｯｸ・・・
そしたら、ｯｸ、まりちゃ、ﾋｯｸ、が・・・！」
麻 「 ・・・(ううん)
陽菜に背負わせるわけにいかない｡｡｡」
真っ直ぐに私の目を射抜くように見つめてくるまりちゃん。
その目が 私に任せて って訴えてる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優菜 | 作成日時：2021年10月17日 20時
