私の姉はお医者さんPart42 (ページ43)

今日:7 hit、昨日:6 hit、合計:16,776 hit

朝の病院ページ43

友美side

最近陽菜の担当業務が変わって会えなくなっちゃったから、
久しぶりにLINEを送ってみたら・・・

陽菜《友、話が遅れてごめんね。
実は2日前に優子が風邪を拗らせて倒れちゃってさ､､､
今は優子を看る事に専念させて貰ってるの。》

友「え､､､(驚)」

才「どうしたー???朝っぱらからー。」

友「・・・っあ、才加おはよ。」

才「おはよう。(笑)」

友「優子、倒れたって知ってた???」

才「はっ???」

友「優子。友の幼なじみで才加の心友の。」

才「いや、優子がどこの誰かくらいは分かるよ､､､(苦笑)」

友「優子、風邪引いてたの???」

才「え???あー・・・そうだっけ？」

才加も心当たりがないのか首を傾げてる。
考えてみれば確かに最近は優子に会ってない・・・

友「忙しんだろうなくらいにしか思ってなかった､､､(汗)」

才「そーいやこの前、陽菜が言ってたかも。」

友「風邪？」

才「具合が優れないって。けど、倒れたとは・・・(汗)」

友「優子、身体弱いのに・・・」

才「ま、大丈夫だろ。姉妹も医者だし、
虚弱体質な優子が倒れるのは年がら年中だし。」

友「うん・・・今、陽菜に具合の状態聞いてみてる。」

才「早く治るといいけどなぁ､､､」

──ピロンッ､､､♪

友「あっ・・・」

才「なんて来た？」

陽菜《ウイルス性の風邪なんだけど、
ウイルスが肺と気管支と脳に侵入して炎症起こしてる感じ。
ICUで挿管して人工呼吸器で意識もない状態・・・》

友「うそ､､､(驚)」

ただの風邪が悪化して家で寝込んでるだけかと思ってたら、
まさかICUで意識不明の状態で治療を受けてるとは､､､

友「ねぇさやか・・・これ､､､(震)」

才「うんー???・・・・・・・えっ､､､(驚)」

陽菜《今も結構危険な状態が続いてて､､､
ごめんね、言うの遅くなっちゃって。》

才「挿管て・・・肺、キツイのか､､､(汗)」

友「熱出るだけでもいつも換気不良起こしてるし、
風邪が体内で蔓延してるとなると・・・大丈夫かな優子､､､」

才「友、会ってきなよ。」

友「会いたいけど､､､(汗)」

才「仕事はこっちで何とかするから。
ウチも優子のこと気になるし代表して様子見てきて。」

生まれつき肺疾患持ちで低換気になりやすくて、
昔から常に風邪には警戒してきたはずなのに・・・