私の姉はお医者さんPart42 (ページ33)

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病室ページ33

由紀side

夜ご飯を挟んでずっと鶴を折ってる。
夕方、あーちゃんも手伝ってくれたからか、
今日1日でかなり量が増えた。

由「ゆうちゃん・・・ゆうちゃん・・・
早く良くなりますように・・・元気になりますように｡｡｡
ゆうちゃんの風邪がこれ以上悪さしませんように・・・
神さま・・・お願いします・・・」

〜5分後〜

由「ゆうちゃん・・・良い人なんですっ・・・ｯｸ､､､
ゆうちゃん、人を恨んだり､､､憎んだりしないしっ・・・
ﾋｯｸ､､､弱ってる人、いっぱい助けるんですっ､､､ﾋｯｸ､､､
凄いの・・・ﾋｯｸ、ゆうちゃん凄いんだもんっ､､､ｯｸ､､､」

──トントンッ・・・ガラガラ､､､

？「入るよ〜・・・由紀ちゃんー？」

由「うぅ､､､ﾋｯｸ、ｯｸ・・・」

梅「やっぱり・・・」

由「・・・???ｯｸ､､､」

梅「泣き声が聞こえたからさ。
・・・どうした？何か嫌な事でもあった???」

由「ﾋｯｸ､､､ｯｸ・・・ｯｸ､､､」

梅「よいしょ・・・涙ふこっか。(微笑み)」

ティッシュを数枚取って顔に当ててくれた梅ちゃん。
夜になるとゆうちゃんの事を考えて考え過ぎて、
胸が苦しくて涙も止まらない・・・

由「ﾋｯｸ、ｯｸ・・・なんで､､､？」

梅「うんー？どうしたー？(微笑み)」

由「なんで、ｯｸ､､､ゆうちゃん・・・ﾋｯｸ､､､」

梅「ゆうちゃんの事考えてたら苦しくなっちゃった？」

由「ﾋｯｸ､､､ゆうちゃん、悪くないのに・・・ｯｸ､､､
ゆうちゃん、すっごい、ｯｸ、良い人なんだよっ､､､」

梅「ゆうちゃん良い人だもんね｡｡｡(撫)」

由「なんで、ﾋｯｸ、ｯｸ､､､神さま・・・ﾋｯｸ､､､
ゆうちゃ、んこと､､､ｯｸ､､､いじめるの・・・？」

もうあのまま目を覚ましてくれないかもしれないなんて､､､
なんで神さまはいつもゆうちゃんを奪おうとするの､､､

由「ゆうちゃん、ﾋｯｸ､､､苦しめるなんて､､､ｯｸ､､､
ひきょうだよっ､､､！うぅ、ﾋｯｸ､､､神さま、せいで、
ゆうちゃん、いっぱい､､､ｯｸ､､､いっぱい苦しんでるっ､､､！
身体、弱くさせたのもっ､､､お薬飲めなくさせたのもっ､､､
ｯｸ、ﾋｯｸ､､､ぜんぶ、神さまじゃんっ､､､！ﾋｯｸ、ｯｸ､､､」

ゆうちゃんのこと、こんなに大好きなのに・・・
神さま､､､酷いよ・・・