私の姉はお医者さんPart42 (ページ28)

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ICU ページ28

みなみside

午前の仕事を終えて優子の所に来た。
りのりえが帰ってくる時には家に居なきゃだから、
長居は出来ないけど・・・

み「ゆうちゃん、汗拭こうね・・・・・・」

優「・・・・・・・・・・・」

陽「顔、すぐ汗が滲んじゃうよね､､､
タオルもこまめに替えてるんだけど､､､」

み「タオルももうぬるいや・・・
はるちゃん、新しいのある？」

陽「そこの冷蔵庫に入れてあるよ。」

み「ゆうちゃん、冷たいのに替えようね。(撫)」

優「・・・・・・・・・・」

み「・・・・・・っと、乗せるよー・・・」

優「・・・・・・・・・・」

み「ゆうちゃん・・・(撫)」

顔の汗を拭いておでこのタオルを新しくしたら、
少し表情がスッキリした気がする。

み「ゆうちゃん・・・頑張ろうね・・・(撫)」

陽「優子頑張ってるよ〜。」

み「・・・ほんと､､､？」

陽「昨日より換気回数増えてるし、
自発呼吸も増えてるもん。(微笑み)」

み「ゆうちゃん凄いじゃん。(撫)」

陽「ねー。頑張ってくれてありがとうね。(撫)」

優「・・・・・・・・ｯｸ・・・ｽｰ・・・」

陽「少しずつ炎症も和らいできてくれたら、
もう少し楽になると思うんだけどね､､､」

み「風邪のバカ・・・
なんで優子なんかに悪さすんのっ・・・
弱い人を苦しめて辛い思いさせて・・・
優子、何か悪いことでもしたの・・・？
なんでゆうちゃんをイジめるの・・・(ｳﾙ)」

陽「みなみ。」

み「だってっ､､､(ｳﾙ)」

優子は良い子で出来る子で凄いんだから。
神様の意地悪って思いたくもなるよ・・・

み「ゆうちゃん、どこにも行っちゃやよ・・・
まだまだ、一緒に居たいよ・・・(撫)」

陽「優子だってそう思ってくれてるはず。
だからもう少しウチらも頑張ろう？」

み「ゆうちゃん、頑張ってるもんね・・・」

陽「うん。(微笑み)」

み「いつ、口の管取れるの???」

陽「まだしばらくは・・・
なるべく気管と肺と心臓に負担かけたくないし。」

み「顔、かぶれちゃうよ・・・」

陽「固定用のテープがねぇ､､､(汗)」

み「鼻のも。かぶれちゃ可哀想・・・(撫)」

鼻と口に入れられてる管が動かないように、
管と顔をテープを貼って固定されてて痒そう・・・