私の姉はお医者さんPart42 (ページ26)

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夜中のリビングページ26

みなみside

疲れてるし寝なきゃいけないのは分かってるけど、
なんだか落ち着かずにリビングに居座ってる。

麻「もう寝ようと思うけど、みなみは？」

み「うん､､､」

麻「一緒に寝る？それとも夜更かしする？」

み「・・・え､､､(汗)」

麻「寝れないならさ、起きてよっか。(微笑み)」

み「でも・・・(汗)
まりちゃん、明日も仕事だし・・・」

麻「眠れないのに1人で起きてても、ね｡｡｡
昔のアルバムとか持ってこようか？(微笑み)｣

み「なにそれ､､､(笑)」

──プルルルルル､､､

み「え､､､(驚)」

麻「この時間に・・・？(驚)
・・・はい、もしもし、大島です。」

佐「夜分遅くに失礼します。
お世話になってます、小児科の宮澤佐江です。」

家の固定電話が鳴って受話器を取ったら、
丁寧に挨拶をしてくれたのは佐江ちゃんだった。

麻「佐江ちゃん、当直なんだね、お疲れ様。」

佐「どうもー、お疲れ様。(笑)
・・・その声はまりちゃん？」

麻「あ、名乗り遅れました、麻里子です。(笑)」

佐「だよね、良かった。(笑)」

麻「どうかした？」

佐「由紀ちゃん、発作起きちゃって､､､
もう治まって寝てくれたんだけど、
一応報告しておこうかなって思って、｣

麻「あ、由紀が？(驚)
そっか､､､対応してくれてありがとう。」

佐「いえいえ､､､
優子じゃないから手間取っちゃったよ､､､(苦笑)」

麻「由紀、大丈夫そう？」

佐「うんっ、もう大丈夫。(笑)」

麻「そっか、ありがとう。(微笑み)」

佐「って報告だけ。夜中にごめんね。」

逆に夜中なのに連絡をくれて有難い､､､(笑)
由紀も何事もなく落ち着いてきて欲しいな､､､

麻「由紀、手がかかる子だけど、
よろしくお願いします・・・(ﾍﾟｺ)」

佐「手がかかるだなんてそんな､､､(汗)」

麻「ふふ､､､(笑)」

佐「また何かあったら連絡します。(笑)」

麻「うん、お願いします。(微笑み)」

佐「もう遅いからまりちゃんも寝なね〜。
じゃ、また病院で。おやすみなさいー。」

麻「ありがとう、おやすみー。(微笑み)」

み「・・・大丈夫なの???」

麻「うん、大丈夫。(微笑み)」

心配した面持ちで見てきたみなみに、
一つ頷いて微笑んだ。