私の姉はお医者さんPart42 (ページ13)

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病状説明4 ページ13

陽菜side

痛みに強い方の優子がそんなにも痛がってて、
なんでおかしいと思わなかったの。

陽「昨日の時点で連れてきてくれてたら、
こんなに危険な事にはならなかったのにっ。」

麻「優子が病院に行きたくないって言うから､､､」

陽「そう言うに決まってんじゃんっ！
優子がどんな子か知ってるでしょ！」

麻「寝れば良くなるって・・・」

陽「なってないじゃん！」

み「は、はるちゃん､､､
まりちゃんに怒っても何も変わらないから､､､(汗)」

陽「朝の優子の様子っ、
どーせちゃんと見てなかったんでしょ！」

麻「ごめん､､､忙しくて、つい､､､」

陽「苦しさと痛みで辛そうにしてたはずっ。
きっと熱のある顔をしてたはずっ。
気にかけてあげなくてどうするの！」

麻「そうかも、しれない､､､(汗)」

頼れるはずの姉妹が見てくれさえしなくて、
きっと優子は強がっちゃったに違いない・・・

陽「 2人に迷惑かけたくないから、って・・・
優子、きっと、我慢したんだよ、辛いの｡｡｡
なんでそういう気持ちっ、察せられないのっ。」

み「優子・・・あの時から辛かったのかな､､､」

陽「当たり前じゃん！
今だってっ、体温、42.2℃もあるんだからっ。
薬入れたって全然下がらないのっ。
顔も真っ白なのに熱さで汗が止まらないのっ。」

麻「よんじゅうにっ､､､!?」

この高熱が何日も続いちゃったら、
脳とか内蔵もさらに危険に晒されるのに・・・

陽「障害とか後遺症が残ったら・・・」

麻「本当にごめん､､､(汗)｣

陽「今回の入院、
先が見えないくらい長くなると思う。」

麻「私が昨日、病院に連れてきてたら・・・」

陽「 ICUから出れるまでは、
私が24時間ずっと優子に付いて治療するから。」

麻「でも、陽菜が倒れそうだよ､､､」

陽「目を離したくないのっ。
離したら・・・今度はもう、後がないんだから｡｡｡」

み「はるちゃん、お願いします､､､
優子を、優子っ、救って。助けて・・・(ｷﾞｭ)」

陽「そんなの言われなくたって､､､！
・・・言われなくたって、救うんだから・・・」

麻「私にも出来ることはさせて。」

み「私もっ､､､責任がある。」

優子・・・絶対に、元気にさせるからね。
また、いっぱい笑い合おうね・・・