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夜のリビング2 ページ37

麻里子side



お風呂から出てリビングに戻ってきたら、
陽菜がこのまま夜を過ごすね、って言ってきた。
いや、優子を膝の上に乗せてるけど・・・



麻 「 陽菜、それで寝れるの?(驚)」



陽 「 寝ないよ。(笑)」



麻 「 はっ?寝ないの???(驚)」



陽 「 優子がいつ起きちゃうか分からないし、
いつ悪化しちゃうかも分からないから。」



麻 「 ここはICUじゃないんだから、、、(苦笑)」



陽 「 この体勢を崩す訳にはいかないのーっ。」



み 「 横にしたら、起きちゃうかな・・・」



陽 「 仰向けだと、肺が詰まる感覚になって、
圧迫感が出ちゃうんだと思うんだ・・・(撫)」



み 「 上体を起こしてると?」



陽 「 こうしてれば肺の奥まで酸素が届くの。
意識しなくても空気が入れ換え易いんだよ。」



眠る優子の背中を一定のペースでトントンして、
優しくさすってあげてる陽菜。
こういう時、医師だなって感じる。。。(笑)



陽 「 少しでも呼吸がしやすくて、
少しでも長くぐっすり眠れるなら・・・
姉としてこれくらいしてあげないとね。(微笑み)」



麻 「 陽菜も体調崩さないようにね。」



み 「 そうだよ。優子のことは、
はるちゃんにしか頼れないんだからっ。」



陽 「 明日は当直だし、
午前中にたっぷり寝るから大丈夫。(笑)」



み 「 え、当直なのっ???」



陽 「 そうだよー。」



み 「 明日、優子のことどーするの、、、」



陽 「 2人に任せるよー。」



み 「 ま、任されても、、、(汗)」



麻 「 何かあったら連絡するから。」



陽 「 2時間おきくらいに、
具合の変化を教えて欲しいかも、、、(笑)」



麻 「 何も変化なくても?」



陽 「 息してるよー、とか。
咳増えてきたー、とか。息遣いおかしいー、とか。」



息してるよーって、、、(笑)
息してなかったら大惨事過ぎるでしょ。



麻 「 こまめにメール送るね。」



陽 「 してして。(笑)
間違っても、1人きりにはさせないでね。」



み 「 当たり前だよっ。」



麻 「 気をつける。」



陽 「 じゃあおやすみね。
2人もちゃんと寝てよねー。
熱出されても面倒見きれないからねー。」



麻 「 はいはい、おやすみね。(笑)」



み 「 はるちゃん、よろしく。」



陽 「 任せてー。(微笑み)」



おやすみの意味を込めて優子の頭を撫でてから、
みなみと一緒にリビングを出た。

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( ル▽ル)(プロフ) - リクエストに答えてくださりありがとうございました!由紀がストレスでダウンしてしまう話も読んでみたいです! (2021年9月8日 10時) (レス) id: 65469d23f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優菜 | 作成日時:2021年9月6日 14時

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