私の姉はお医者さんPart41 (ページ13)

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病室2 ページ13

優子side

苦しいのと喉の違和感は兎も角、
胃の痛さと吐き気は尋常じゃない・・・

優「はぁ・・・っっ､､､」

由「ゆうちゃん？大丈夫？」

優「っ､､､ぁー、大丈夫だよ・・・(笑)」

由「もしかして・・・お腹、痛いの､､､？」

優「大丈夫ーっ。(笑)」

由「嘘だよ、お腹さすってるじゃん。」

優「耐えられるからへーき。(笑)」

由「耐えられる耐えられないじゃないよっ。
痛むことがおかしいんじゃんっ。」

優「いいの・・・(微笑み)
ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､由紀、勉強でもする？」

由「お腹痛いの、おかしいと思わないのっ？」

優「仕方ないの。胃、壊れたんだから。
由紀が心配することじゃないよ。(微笑み)」

本当は顔が歪むくらいの激痛だけど、
由紀の前で酷い顔なんて出来ないしね。

由「ねぇ､､､血、吐いたって、ほんと､､､？」

優「みたいだね・・・記憶にないけど､､､(苦笑)」

由「ゆうちゃん・・・(ｷﾞｭｯ)」

優「ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ・・・ん、ごめん､､､」

由「誰に・・・飲まされたの・・・？(ｷﾞｭｯ)」

優「由紀に関係ないでしょ。(微笑み)」

由「あるよっ！」

優「由紀の、知らない人だよ・・・(笑)」

由「だとしても！教えてよ！」

優「しつこいなぁ・・・」

由「教えてくれるまで離れない！」

優「誰でもいいでしょ。」

由「この病院の人でしょっ？」

優「さぁね・・・っ、ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､ｹﾎｯ､､､！」

由「ゆうちゃんっ、教えてよっ､､､！
誰っ、由依？かとれな？ぱる？奈子？美久？麻友？」

優「・・・・・・やめな、そういうの。」

抱きついてきて離れない由紀。
由紀の為にも麻友の為にも言いたくないな・・・

由「ねぇっ、この中に居るんでしょっ？」

優「ゆきっ・・・(怒)」

由「なんで、言ってくれないの・・・(ｳﾙ)
教えてくれないなら問い詰めに行ってくる！」

優「ちょっと由紀っ､､､！どこ行くの､､､！」

由「話してくる！」

優「待ちなさいっ由紀っ､､､！ぅっ、ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､」

由「じゃあ教えてよっ！ねぇっ！」

優「・・・・・まゆちゃん・・・
って、ちょっと､､､！由紀っ､､､！(汗)」

私が渋々名前を証すなり、
ドアを開けて勢いよく出てっちゃった由紀。