処置室2 ページ24
陽菜side
優子の喉を診てみたら気道が浮腫んでた。
これじゃあ咳嗽も出ちゃう訳だよ､､､(汗)
陽 「 優子〜、大丈夫だからねー。
ゆーっくりスー、ハーしようね。(撫)」
優 「 ｹﾎｹﾎｯ､､､ｽｩ・・・ﾊｧ、ﾊｧー・・・」
陽 「 大丈夫だよ、ゆーっくりね。(撫)
吸収すれば落ち着いてくるからね。」
佐 「 いやぁ、はるちゃんも上手いねぇ。」
み 「 いっつも上手い。(ｺｸﾝ)」
佐 「 流石は優子のお姉ちゃんだ。」
み 「 まさに。(ｺｸﾝ)」
友 「 陽菜。優子が誤薬したんじゃないんでしょ？」
陽 「 あ、うん｡｡｡(苦笑)
そんな事したら今頃怒鳴ってるとこだよ｡｡｡(笑)」
誤薬なら流石の私でも頭に血が上る。
まぁ、そんな事はしないって信じてるけど。
佐 「 じゃあ、なんで・・・???」
陽 「 優子、スー・・・ハー・・・だよ。(撫)
爆発の衝撃で刺しちゃったんでしょ？」
優 「 ｹﾎｯ､､､ｽｩ・・・ﾊｧﾊｧ､､､(ｺｸﾝ)」
陽 「 それで慌てちゃって、
余計に間違って入れちゃったんだよね？」
優 「 ｹﾎｹﾎ・・・ﾊｧ､､､(ｺｸﾝ)」
陽 「 まさかだったよね｡｡｡(撫)」
優 「 ｽｩ・・・ﾊｰ､､､ﾊｧ､､､(ｺｸﾝ)」
陽 「 怖かったよね､､､
どうしよ・・・って、凄い怖かったでしょ。(撫)」
優 「 ｹﾎｯ､､､こわ、ﾊｧ､､､った､､､」
陽 「 じゃあ直ぐに周りに言わなきゃ。(撫)」
優 「 ﾊｧ､､､ま、さか・・・ｹﾎｯ､､､！」
陽 「 まさか、信じたくなかった？(撫)」
優 「 ﾊｧ､､､(ｺｸﾝ)」
まさか自分が過ちを犯すなんて・・・
優秀有能な優子ならそう思うよね｡｡｡
佐 「 直ぐ教えてよ・・・
全然、大丈夫なんかじゃなかったんじゃん｡｡｡」
優 「 ごめ､､､ﾊｧ､､､」
佐 「 子どもたちが心配なのは分かるけど、
優子だって直ぐに処置しなきゃ・・・(震)」
優 「 ﾊｧ､､､ごめん､､､」
陽 「 その時に言ってくれれば、
こんなに辛くならないで済んだんだよ？
こんなに怖い思いしなかったんだよ？(撫)」
優 「 ・・・(ｺｸﾝ)」
陽 「 何も恥ずかしい事とか、
悪い事とかじゃないんだから。ね？(撫)」
優 「 でも・・・」
陽 「 自分の事で申し訳ない。って？(撫)」
優 「 ・・・(ｺｸﾝ)」
もう、そんなの誰も何も思わないのに。
周りがどうかの前に自分の身を守る事を考えてよ｡｡｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にんじん、 - いつも楽しく読まさせてもらってます！これからの更新も楽しみにしてます！ (2021年7月16日 23時) (
レス) id: a8df4bb565 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優菜 | 作成日時：2021年6月14日 21時
