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病室2 ページ30

陽菜side



やっぱり優子の読みって大抵当たる。
けど、本当に任せちゃっていいのかな・・・



陽 「 私、そろそろ帰らないといけないし、
ついでに里英を連れて帰るね。」



優 「 あ、もう15時だもんね。。。」



陽 「 家のこと、あっちゃんに任せっきりだし。」



麻 「 そうだったの?」



陽 「 うん、、、明日香も居てくれてるけど。」



優 「 家のみんなは体調は大丈夫そう?」



陽 「 今のところは変化ないよ。」



優 「 ならいいんだけど。
後から出てくる症状もあるしね・・・」



陽 「 気にかけとくね。」



優 「 うん、よろしく。。。」



麻 「 あとどのくらいで退院できる???」



優 「 うーん、、、早ければ明後日とかかなぁ・・・
私的にはそんなに無理して欲しくないけど、、、(苦笑)」



麻 「 私もなるべく早く家に戻らないと。
長女だし仕事もしなきゃだし。」



まるで母のようにしっかりしてるまりちゃん。
私としてもこういう時くらいゆっくりして欲しい。



陽 「 こういう時こそ私が何とかするよー。」



麻 「 え、本当に?(驚)」



優 「 待って、本気で言ってる?(驚)」



陽 「 冗談だけど。(笑)」



優 「 冗談なんかいっ。」



麻 「 びっくりした、、、(笑)」



陽 「 でもほんとでもある。。。(笑)」



優 「 どっちよっ。」



陽 「 うーん、、、」



麻 「 迷うとこじゃないから・・・(呆)」



陽 「 ま、とりあえず帰る。」



優 「 あ、そうですか、、、(苦笑)」



麻 「 わざわざありがとね。」



陽 「 ううん♪
まりちゃんはゆっくり休んでね。」



麻 「 ありがとう・・・(微笑み)」



きっと里英はナースステーションに居るだろうし、
里英を受け取ってから家に帰ろう。



陽 「 優子、ナースステーション行く?」



優 「 あ、私は病室回るから、
はるちゃんは先に行って帰っちゃって?」



陽 「 わかった。(微笑み)
優子も休める時に休みながら仕事しなよ?」



優 「 出来たらそうする。」



陽 「 ゆーこー???」



優 「 わかった。わかったって。」



陽 「 うん。
じゃあまりちゃんとみなみのことよろしくね。」



優 「 はるちゃんも。
里英のこと大変だろうけどよろしくね。」



陽 「 うん。(微笑み)」



まだまだ仕事があるらしい優子と廊下で別れて、
私だけでナースステーションに向かった。

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作者名:優菜 | 作成日時:2021年5月9日 11時

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