病室 ページ24
優子side
子どもたちのいつもの回診を終えて、
息付く間なく姉妹と友の病室を回ることにした。
優 「 まずはまりちゃんのとこに行こう・・・」
〜麻里子病室〜
優 「 失礼しますー・・・」
麻 「 ぁ、優子。おはよう。」
優 「 おはよう。(笑)
朝ごはんは食べられた〜???」
麻 「 お腹いっぱい。」
優 「 おっ、完食じゃん。
それでお腹いっぱいじゃなかったら問題だよ。(笑)」
麻 「 じゃあ、点滴おしまいだね。」
優 「 それは私が判断します。」
麻 「 このヤブ医者が。」
優 「 暴言ですかねー・・・(笑)」
麻 「 いやぁぁぁぁぁ、イジメぇぇぇ､､､」
優 「 しーずーかーにーっ。
胸の音を聞いてるだけでしょーが。」
チェストピースを当てるだけでイジメとは、
この長女も他のちびっ子と変わらない。
優 「 ・・・・・・・問題ないね。」
麻 「 じゃあ早くこの針抜いて。」
優 「 針ではないので抜きません。」
麻 「 サーフローサーフローっ。」
優 「 まりちゃん？
身体しんどいくせによくまぁ元気ぶるねぇ､､､」
麻 「 褒められても何もないよ？」
優 「 どこが褒めてるってのさ。(苦笑)」
麻 「 えっへん。」
優 「 点滴止めたら痛くて痛くて泣いちゃうよ？
てことで輸液交換しますね〜。」
麻 「 もう痛くないって。」
優 「 今は痛み止めが効いてるからね。
薬が切れたら大変なことになるよ〜。(笑)」
麻 「 寒気した､､､(汗)」
優 「 え？大丈夫???」
麻 「 妹が笑顔で脅すから・・・(汗)」
優 「 事実だから脅しじゃありません。」
現に痛み止めが切れてる私は
体の端々が痛いし軋んでるように感じる､､､(汗)
優 「 打撲の具合は昨日よりは落ち着いてきたね。
あとは安静にしてる事だね。」
麻 「 動いてる方が良いリハビリになりそう。」
優 「 それはリハビリじゃないから。
こういう時に休まないでいつ休むのよ。」
麻 「 ごめんね優子・・・」
優 「 みんな無事だから安心して？」
麻 「 ごめん・・・」
優 「 謝るくらいなら、
大人しく言うこと聞いて休んでほしいよ。」
麻 「 ・・・(汗)」
優 「 冗談。(笑)
どんなまりちゃんも私は好きだよ。(微笑み)」
麻 「 ・・・ずるい。(ｺｿ)」
本音を言ったまでだから、
何がずるいんですかって感じ｡｡｡(笑)
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作者名：優菜 | 作成日時：2021年5月9日 11時
