私の姉はお医者さんPart36 (ページ11)

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散歩ページ11

友美side

宿の目の前に広がってる海沿いを、
優子と2人きりでまったり散歩中。

優「・・・はぁ・・・」

友「海っていいね。」

優「・・・ぅん､､､」

友「ゆーこー???」

優「・・・・・・うん､､､」

友「おーいっ。」

優「・・・ん､､､???」

友「ん？じゃなくて､､､(呆)」

優「はぁ・・・」

友「優子がため息なんて珍しいじゃん。」

優「・・・なんでかなぁ､､､」

友「うん？」

優「なんで、あんなに言っちゃったかな・・・」

友「由紀ちゃんのお説教のこと？」

優「・・・(ｺｸﾝ)」

友「優子が言ったことは間違ってないと思うよ？
まぁ､､､アレだけど・・・(苦笑)」

言い方は、少しね､､､キツかったかもしれないけど。
でもその分、由紀ちゃんに響いただろうし。

友「優子でも反省することあるんだね。」

優「・・・しまくりだよ。(苦笑)」

友「そうなの？」

優「なにが最善だったのか､､､
考えて考えて・・・考えまくり。」

友「正解なんてないじゃん？」

優「うーん・・・」

友「大丈夫だよ。」

優「はぁ・・・っ､､､(涙)」

友「・・・ぇっ、優子？(驚)」

優「ふっ・・・怒るのも、辛いもんだなぁって､､､」

友「怒るにも体力いるもんね｡｡｡(撫)」

優「んっ・・・」

友「お疲れ様｡｡｡(撫)」

優「・・・はぁ・・・
戻ったら、由紀に謝んなきゃなぁ・・・」

友「えっ､､､？」

優「感情に任せて怒りすぎちゃったもんなぁ､､､
あれは医師としても姉としても失格｡｡｡」

まさか怒った優子も泣くほど考えてたとは・・・
いかに真剣に向き合ってるか伝わってくる｡｡｡

──プルルルッ､､､

優「あ、電話・・・はい、もしもし。」

佐「優子？今どこにいる？」

優「今は海沿い歩いてる。」

佐「由紀ちゃんが頭痛いらしくて､､､
熱は無いんだけど泣き止みそうにないんだよね｡｡｡」

優「え､､､ごめん､､､(汗)」

佐「なんで優子が謝ってんの。(笑)
ま、そーいうことだから戻って来て貰えるかな？」

優「すぐ、すぐ行く。」

友「なに？」

優「部屋に戻らなきゃ。友も戻る？」

友「じゃ、戻ろうかな。」

1人で外にいるのも寂しいし、
結構歩いてお腹空いてきたし戻ろう｡｡｡