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リビング2 ページ8

由紀side



誰が用意しようと誰から渡されようと、
ゼリーは今日もいつものように美味しい・・・



由 「 けどさー・・・」



明 「 今度はなに?」



由 「 なーんかムカつくよね、やっぱり。」



明 「 そう?」



由 「 こう、なんて言うの?
・・・上手く、扱われてるって言うか・・・」



里 「 ・・・???」



由 「 里英はまだ分からなくていい事だよ。」



里 「 ・・・(コクン)」



明 「 ま、由紀はいつもじゃない?」



由 「 なにが。」



明 「 ゆうちゃんの掌の上で転がされてるの。
由紀はいつものことでしょ。」



麻 「 まぁ、今に始まった事じゃないかもね。(笑)」



由 「 ビクッ)わっ、、、(驚)」



急にお茶を持ったまりちゃんがテーブルに登場。
来るなら来るって匂わせてほしい。



麻 「 小児科医なんだから、
子どもの扱いが上手くなきゃ問題でしょ?」



由 「 煮え切らない。」



麻 「 そうかもしれないけど。(笑)」



里 「 ゆーちゃぁはー?」



麻 「 ゆうちゃんはお風呂に行ったよ。(笑)」



里 「 んー・・・はるちゃぁ、、、」



陽 「 里英〜、ゼリー食べ終わったのー?」



里 「 終わったぁ、、、」



陽 「 美味しかった?」



里 「 うん、、、」



陽 「 どうしたの?」



里 「 歯磨きさんしてぇ、、、?」



陽 「 えっ、私が?(驚)」



明・由 「 えっ、、、?(驚)」



里 「 だめぇ、、、?」



陽 「 ううん、やってあげる。(微笑み)
自分の歯ブラシを持っておいで?」



里 「 うんー・・・」



陽 「 気をつけてね〜。」



由 「 ねぇあーちゃん、どう思う?」



明 「 由紀こそ。どう思うよ。」



由 「 ・・・革命前夜かな、、、」



あの里英が自ら歯科医に歯磨きを求めるなんて、、、
驚いてあーちゃんと顔を見合わせちゃったよ。



──ガチャ、、、



? 「 ただいま〜♪」



麻 「 あっ、お母さんおかえり。」



陽 「 おかえり〜。」



由 「 おかえり!」



明 「 お疲れ様。(笑)」



母 「 お疲れ様〜。(笑)」



麻 「 お母さんご飯食べるよね?
温めて来るからちょっと待ってて?」



母 「 あ、ごめんね、よろしく。(笑)」



麻 「 うん。(笑)」



母 「 莉乃は大丈夫そう?」



陽 「 熱は下がりつつあるよー。」



母 「 それは良かった。(微笑み)」



ただいまの時刻、21時半。
やっぱり小児科医って大忙しなんだね。。。

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作者名:優菜 | 作成日時:2021年2月21日 19時

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