リビング ページ12
優子side
泣いちゃった莉乃を膝の上に乗せて、
まずはティッシュで莉乃の涙を拭く事にした。
優 「 よいしょ・・・涙さん拭こうね〜・・・」
莉 「 んぅ、、、ヒック、、、」
優 「 苦しくなっちゃうからもう泣かないよ〜。」
莉 「 んん・・・(ウル)」
優 「 ふふっ、すぐ終わらせるからね。(笑)」
莉 「 ん、、、(ウル)」
優 「 莉乃〜、お耳見せて〜?」
莉 「 ん・・・おみみぃ、、、?」
優 「 うんっ、ピピってしたいな〜。」
莉 「 わ、ったぁ、、、」
優 「 一瞬だからねー・・・(微笑み)」
──ピピッ、、、♪
莉 「 なったぁぁぁ、、、」
優 「 鳴ったね〜♪」
莉 「 いくつぅ、、、?」
優 「 36.8℃だよ〜。(笑)」
少し搔き上げた髪を元に戻しながら、
莉乃に体温計のディスプレイを見せた。
優 「 お熱もうないね。(微笑み)」
莉 「 ないぃ、、、?」
優 「 うんっ、もう大丈夫。(笑)」
莉 「 んひ、、、♪」
優 「 んふ、良かった。(笑)」
莉 「 おありぃ?」
優 「 もしもしは嫌かなぁ?」
莉 「 すぐぅ、、、?」
優 「 10秒くらいかな〜・・・
10数えたら終わると思うよ〜。(微笑み)」
莉 「 じゅぅぅ、、、?」
優 「 うんっ。数えてみよっか。(微笑み)」
莉 「 うんー、、、」
優・莉 「 いーち、にーい、さぁん、よぉん、
ごーお、ろーく・・・」
莉 「 なぁな・・・」
優 「 はぁちぃ・・・おーわり♪」
莉 「 おわったぁ、、、(笑)」
優 「 ねー終わったね〜♪
莉乃ちゃん良い子だから8で終わったよ〜♪」
莉 「 やったぁ、、、♪」
優 「 んふ。(笑)」
そのくらいで終わるはずっていう計算の元だけど、
莉乃が嬉しそうだから自然と嬉しくなる。
優 「 じゃあ最後っ。」
莉 「 なぁにぁ?」
優 「 お口、おーきく、あーーーんして〜?」
莉 「 おーーきく?」
優 「 うん♪おーーーーきくっ。(笑)」
莉 「 いくよぉ、、、?」
優 「 いいよ〜♪」
莉 「 あーーーー・・・」
優 「 おっ、いいね〜・・・♪」
莉 「 もっおぉ、、、?」
優 「 ・・・・・・はい♪いいよ〜♪」
莉 「 おわったぁぁぁ、、、(笑)」
優 「 終わりだよ〜♪
今のあーんすっごい上手だったよ〜♪(撫)」
莉 「 やったぁ♪」
まだまだ小さい手をぎゅっと握って、
ガッツポーズしてる莉乃が本当に可愛い。(笑)
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作者名:優菜 | 作成日時:2021年2月21日 19時