朝のリビング2 ページ14
優子side
里英を起こして戻ってきたけど、
莉乃はまだ号泣の真っ最中｡｡｡(苦笑)
優 「 もーお母さん。
泣き止ませるくらいしといて欲しいよ､､､(苦笑)」
母 「 それはお母さんだって試みたわよ？
けど泣き止まないんだもの。」
優 「 そーかねぇ・・・
莉乃ちゃんー、ゆうちゃんの所においで〜♪」
莉 「 やぁぁぁだぁのぉぉ､､､ﾋｯｸ､､､」
優 「 大丈夫だよ〜。
なぁんにもやらないからね〜・・・(微笑み)」
母 「 風邪って本当なの？」
優 「 え、うん。むしろ疑いようなくない？」
母 「 まぁ、咳はしてたけど・・・」
優 「 こんなに泣いてるし体も熱もってるし、
そもそも顔からして熱ありますって顔じゃん。」
このくらいで判断出来てなきゃ、
小児と救命の行き来ではやってけない､､､(汗)
母 「 なんか成長してるわね､､､」
優 「 まぁね｡｡｡(笑)
莉乃ちゃん〜､､､大丈夫だからもう泣かないの〜。」
莉 「 ふぇ､､､ﾋｯｸ､､､」
優 「 だーいじょーぶ〜・・・(微笑み)
莉乃〜、お姉ちゃんはひっくしないんだよ〜？」
陽 「 そうだよー。
はい、優子。聴診器と体温計。(微笑み)」
優 「 はるちゃんありがとう。(笑)
莉乃ちゃんはもうお姉ちゃんじゃないのかな〜？」
莉 「 うぅ､､､お、ね、ﾋｯｸ､､､ちゃぁ､､､？」
優 「 莉乃ちゃん、お姉ちゃんですかー???」
莉 「 ﾋｯｸ､､､うぅ､､､(ｺｸﾝ)」
優 「 うんっ。じゃあ泣かないよー。(微笑み)」
莉 「 なきゃなぁい､､､(ｳﾙ)」
優 「 うんっ。偉い偉い♪(撫)」
うるうるお目目はご健在だけど、
泣き止むようになっただけ莉乃は成長してる。(笑)
陽 「 莉乃ちゃん〜、少しお耳ごめんね〜・・・」
莉 「 ﾋﾞｸｯ)ふぇ､､､(ｳﾙ)」
優 「 よしよし、すぐだよすぐ〜。(微笑み)」
──ピピッ､､､
陽 「 37.8℃だね｡｡｡」
優 「 まぁこの様子だとね｡｡｡(苦笑)」
莉 「 うぅ､､､やぁぁぁ､､､」
優 「 あれ〜？莉乃お姉ちゃんじゃないのかな〜？」
莉 「 お、ねぇちゃぁ、のぉ､､､(ｳﾙ)」
優 「 少しだけもしもしさせてね〜。」
陽 「 お姉ちゃん頑張れ♪」
莉 「 うぅ､､､やぁぁあ､､､(ｳﾙ)」
優 「 お姉ちゃんは頑張れると思うんだけどなぁ。」
目にいっぱいの涙を溜めてる莉乃だけど、
まだ泣いてないから今回はよく頑張ってるなぁ､､､
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作者名：優菜 | 作成日時：2021年1月18日 12時
