リビング2 ページ46
みなみside
まりちゃんに検温を無理やりさせられた・・・
鳴った体温計には38.3の数字・・・
麻 「 38度台かぁ・・・(汗)」
み 「 はぁ､､､」
麻 「 大丈夫？和室に布団敷いてこようか？」
み 「 ん､､､いい・・・」
麻 「 そう？何か食べられそう？」
み 「 いらない・・・」
陽 「 みなみ大丈夫ー？
熱さまシートとゼリーは持ってきたけど。」
麻 「 陽菜ありがとう。
でもみなみ、何もいらないって。」
陽 「 えぇー､､､輸液パックもないし、
嫌でも何か少しは食べないとだよ〜。」
み 「 やっ､､､いらない・・・」
麻 「 1口でもいいからゼリー食べたら？」
陽 「 それにみなみ、
昨日辺りからそんなに食べてないよね？」
麻 「 そんな事してるから倒れるんだよ？」
分かってる・・・
でもお腹も空かないし何も喉を通らない・・・
み 「 寝る・・・」
陽 「 みなみーっ。せめて飲み物は飲もー？」
み 「 やぁよ・・・」
陽 「 やーよじゃなくてー､､､(汗)」
明 「 グズグズみなみちゃん？(笑)」
麻 「 嬉しそうに言わないの､､､(苦笑)」
明 「 グズグズみなみちゃん可愛いじゃん。(笑)」
陽 「 まだグズグズはしてないけど、
言うことは全く聞いてくれない､､､(汗)」
明 「 それグズグズじゃん。(笑)」
陽 「 グズグズではない｡｡｡(笑)」
麻 「 優子が居ないと調子が狂うんでしょ。」
み 「 ﾋﾞｸｯ)､､､」
麻 「 優子何してるかな､､､大丈夫かな､､､
苦しんでないかな､､､って考えちゃうんでしょ？」
み 「 う､､､だ、て・・・(汗)」
あんな病人みたいな姿を見せられたら・・・
姉が被害者になったら・・・
み 「 どうしても喉が詰まる・・・」
麻 「 陽菜、あれ持ってきて？」
陽 「 あれ､､､？」
麻 「 そう。あ、れ。(笑)」
陽 「 う、うん､､､(汗)」
麻 「 少し休みな。
明日には優子も帰ってくるし大丈夫だよ。(撫)」
み 「 ん､､､ほんとに、帰ってくる､､､？」
麻 「 帰ってくるからちゃんと休みな。
みなみが具合悪いと優子も休まないだろうし、
そんなのみなみだって嫌でしょ？」
み 「 う、ん､､､」
麻 「 大丈夫だから｡｡｡(撫)」
ソファに横になってる私の頭を、
優しく摩って微笑んでくれるまりちゃん・・・
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年12月17日 12時
