熱 ページ33
優子side
私の右手を握ってくれたみなみ。
なんか芯が熱を持ってて熱い気がするんだよね｡｡｡
優 「 ・・・って、私が言えることじゃないか。」
み 「 そうだよ。(微笑み)」
優 「 暇だなぁ・・・」
み 「 何か持ってくれば良かったね、本とか､､､」
優 「 うん・・・」
み 「 まだ身体動かすのキツい？」
優 「 えっ､､､？」
み 「 まだ2時半で外も暖かいだろうし、
気分転換に散歩でも行く？」
優 「 んー・・・行っていいのかな､､､」
み 「 そこは律儀なんだ｡｡｡(笑)」
優 「 医師の判断が1番だからね｡｡｡」
み 「 優子だって医師じゃん。(笑)」
優 「 今は違うから､､､(汗)」
確かに医師の判断って言っても、
同僚の判断って感じだから私次第な気もする｡｡｡
み 「 じゃあ聞いてきてあげるよ。
行ける準備だけして待ってて？」
優 「 うん､､､(笑)」
み 「 行ってくるね。(微笑み)」
優 「 ・・・・・・・・よし､､､何か羽織ろ､､､
外、何度くらいかなぁ・・・」
──ガタンッ､､､ドンッ､､､
優 「 ん・・・？なんの音・・・？
外かなぁ・・・廊下・・・？」
──ガラガラ､､､
優 「 何かありましたかー・・・？､､､って！(驚)」
み 「 ﾊｧﾊｧ・・・ﾊｧ・・・」
優 「 みなみ､､､！みなみ大丈夫､､､!?(汗)」
外で鈍い音がして廊下に出てみたら、
廊下で倒れてるみなみが視界に入ってきた､､､
み 「 ﾊｧｯ､､､ﾊｧﾊｧ・・・」
優 「 みなみ､､､!!みなみ､､､!?(汗)
誰か〜！誰か来て〜､､､!!」
？ 「 どうしましたっ？(汗)」
優 「 あっ、ゆかっ。」
ゆ 「 どうしました・・・って、みなみ先生!?(驚)」
優 「 ゆか、聴診器と体温計貸して。
私が診察してる間に誰か医師呼んできて？」
ゆ 「 あ、はいっ。分かりましたっ。(汗)
えっと､､､はい、聴診器と体温計ですっ。」
優 「 ありがとう。(微笑み)」
ゆ 「 行ってきますっ。(汗)」
優 「 うんっ､､､
みなみ〜っ、少しもしもしさせてね〜。」
み 「 ﾊｧ・・・ﾊｧﾊｧ､､､」
優 「 ・・・・・・・・・脈速いなぁ､､､(汗)
大丈夫だからね〜､､､(撫)」
み 「 ﾊｧ､､､ゆ、こ､､､ﾊｧﾊｧ・・・」
優 「 大丈夫だよ〜｡｡｡(撫)」
・・・・・・・・熱は､､､38.6℃､､､!?(驚)
こんなに高熱なら早く言ってよ､､､！
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年12月17日 12時
