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朝の病室 ページ20

優子side



結局夜はほとんど一睡も出来なくて、
ぼーっと白い天井を見つめて過ごした・・・



──トントンッ、、、



優 「 はい・・・?」



? 「 失礼しますー・・・」



優 「 どうぞ・・・?」



梅 「 ふふっ、おはよう優子。(微笑み)」



優 「 なんだ梅ちゃんかぁ・・・(ホッ)」



梅 「 先に様子見に来ちゃった。(笑)」



優 「 私なんか後回しでいいのに、、、」



梅 「 そんなこと言わないの。
どお?夜はしっかり眠れた?」



優 「 んー・・・」



梅 「 あんまり眠れなかった?」



優 「 ずっと天井と見つめあってた・・・」



梅 「 ずっと、、、?(驚)」



優 「 眠くならなくて、、、」



梅 「 そっか、だるくはないの?」



優 「 いや、、、身体は疲れてるはずなんだけど、、、」



まだ全身が熱っぽくて重い・・・
眠れてないからか頭も痛くてボーッとする。。。



梅 「 検温と聴診しちゃうね。
大丈夫そうだったらモニター消して酸素も終わり。」



優 「 いいの・・・?」



梅 「 はるちゃんの許可も得てるから大丈夫。(笑)」



優 「 うん・・・」



梅 「 熱鳴るの待ってる間に、
聴診して胸の音聞いちゃうね・・・(微笑み)」



優 「 うん・・・」



梅 「 ・・・・・脈速いなぁ・・・
呼吸も浅いしなぁ・・・(苦笑)」



優 「 え・・・」



梅 「 ・・・なくて・・・でしょ?」



優 「 ・・・・・・ぅん、、、」



梅 「 ・・・・・・こ?」



優 「 ・・・・・・ん、、、」



梅 「 ・・・・・てる?・・・こ?・・・うこっ。」



優 「 ・・・あ、、、うん、、、」



頭がフワフワしてフーっとどこかに引き込まれそう
になってたのを梅ちゃんの声で呼び戻された。。。



優 「 ・・・・・ぉかしぃ、、、(汗)」



梅 「 眠れるようにお薬入れよっか。」



優 「 え・・・?(汗)」



梅 「 身体が限界を越えてるのに、
眠れてないから意識飛びそうになったでしょ。」



優 「 あ・・・(汗)」



梅 「 確かに、、、って思ったでしょ。」



優 「 ・・・(コクン)」



梅 「 このままだと危険だから、
身体を休ませるためにお薬入れようね。」



優 「 ぅん・・・」



──ピピピピッ、、、



梅 「 熱はー・・・39.3℃、、、!(驚)
こんなの絶対に辛いでしょ、、、(汗)」



そんなに高かったなんて・・・
通りで思考が停止気味なわけだ・・・

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作者名:優菜 | 作成日時:2020年12月17日 12時

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