ナースステーション ページ11
佐江side
消灯時間が近づいてきて静かな病棟。
そろそろみんなの病室を回りにいこうかな。
佐 「 梅ちゃんー、そろそろ行くー?」
梅 「 行こっかー。」
みぃ 「 私も行きますー。」
? 「 あのぉー・・・」
佐 「 ・・・うん、、、?」
梅 「 わっ、由紀ちゃん!(驚)」
佐 「 ちょっと、、、!(驚)」
みぃ 「 なーにやってるの〜由紀ちゃん〜。
もうお部屋に居ないとダメでしょ〜?」
由 「 でも・・・」
佐 「 でもじゃないーっ。
いつも出歩かないでって言ってるよねー?」
みぃ 「 ほらほら、
みぃちゃんと一緒にお部屋に戻ろう?」
梅 「 戻ろうね〜。(笑)」
佐 「 ほら戻るよ〜。(笑)
・・・・・・・おぉ、、、!危なっ、、、!(驚)」
由紀ちゃんを戻そうと歩き出したら、
由紀ちゃんに足を掴まれた・・・(汗)
佐 「 危ないでしょ〜。」
由 「 ねぇ佐江ちゃん。」
佐 「 なんですかー。」
由 「 みなみちゃん、来てる?」
『 えっ、、、』
梅 「 みなみちゃんがどうかしたの?」
由 「 みなみちゃんに似た人が、
病室に入ってくのが見えたから・・・」
佐 「 ふーん、さっき?」
由 「 誰か知り合いが入院でもしてるの?
まさか、、、家族の誰かとかじゃない、よね、、、?」
梅 「 一旦ナースステーションに入ろっか。」
由 「 えっ、、、?」
佐 「 はい、抱っこしてあげるからおいで。(笑)」
由 「 え、あ、うん、、、?」
佐 「 よいしょ、、、(微笑み)」
梅 「 みぃちゃん、こっちは任せて。
みぃちゃんは病室回りよろしくね。(微笑み)」
みぃ 「 はい、分かりました。」
由紀ちゃんを抱っこして梅ちゃんと3人で、
ナースステーションに出戻りした。
佐 「 よいしょ・・・座れる?」
由 「 う、ん・・・」
梅 「 今日のお昼、騒がしかったの知ってる?」
由 「 あ、うんっ。
はるちゃんが様子を見てくるって言ってたから、
うちの病室でも結構話題にしてた。」
佐 「 そうだったんだね。」
梅 「 それがね警察事だったの。」
由 「 えっ、、、(驚)」
梅 「 安全じゃない病院でごめんね、、、(汗)」
佐 「 でももう犯人も捕まったし、
みんなは狙われてた訳じゃないから安心して?」
由 「 う、うん、、、(汗)」
さて、ここから先はどう説明しよう・・・
被害者が優子だって言っちゃうと、
由紀ちゃんのダメージも大きいだろうし、、、
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作者名:優菜 | 作成日時:2020年12月17日 12時