私の姉はお医者さんPart31 (ページ21)

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麻里子side

こうなりかねないから、
常日頃から走っちゃダメって言ってるのに､､､

麻「莉乃も里英も座りなさい。」

里「うぅ､､､(ｳﾙ)」

莉「ﾋﾞｸ)､､､」

麻「いつも走っちゃダメって言ってるよね？
なんで走ったりしたの？」

里「うぅ､､､ﾋｯｸ､､､」

莉「ﾋｯｸ､､､ｯｸ､､､」

麻「泣いて許されない事もあるんだよ？」

莉「ﾋｯｸ､､､だっでぇ､､､」

麻「だってじゃないでしょ？
ダメって言ってる事にはダメな理由があるの。」

莉「うぅ､､､ﾋｯｸ､､､」

麻「自分が怪我するなら自業自得だけど、
人に怪我させちゃったらタダじゃ済まないの。」

莉「ﾋｯｸ､､､ｯｸ・・・」

里「ﾋｯｸ､､､」

泣いてるだけじゃ、
私を恐れてるのか反省してるのか微妙だなぁ｡｡｡

麻「今回は身内だからまだしも、
これが友達だったら大変な事なんだからね？」

莉「ﾋｯｸ､､､」

里「ﾋｯｸ､､､ｯｸ・・・」

麻「わかった？」

莉「ﾋｯｸ､､､ﾋｯｸ・・・(ｺｸﾝ)」

麻「わかったならなんて言うの？」

莉「ﾋｯｸ､､､ごめ、なさい､､､ｯｸ､､､」

麻「里英は？」

里「ごめん､､､な、ﾋｯｸ､､､さい､､､ﾋｯｸ､､､」

麻「後でちゃんと優子にも謝りなさい。」

里「ﾋｯｸ､､､ﾋｯｸ､､､」

麻「いいね？わかった？返事は？」

莉「ﾋｯｸ､､､ｯｸ､､､はい､､､」

里「ごめ、な、さい､､､ﾋｯｸ､､､」

麻「もう2度と走らないでください。」

母「麻里子っ、着いてきてっ。」

麻「え､､､？(驚)」

りのりえが号泣しちゃったから、
涙を拭いてあげようとしたらお母さんに呼ばれた。

母「優子を病院に連れてって処置するから、
麻里子も着いてきて処置してあげてちょうだい。」

麻「え､､､(汗)」

母「えじゃないわよ。外科医でしょ？」

麻「そうだけど､､､(汗)」

母「多分、確保してた静脈を損傷してるから。
出血も多いし早めに行かなきゃなのよ。」

麻「え、損傷､､､？急がなきゃじゃん。(汗)」

母「だから言ってるじゃないっ。」

麻「ごめん、行こうっ。
陽菜と明日香は家に残ってりのりえをよろしく。」

2人にりのりえを預けて、
お母さんとみなみと優子と一緒に病院に向かった。