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家3 ページ9

一定のリズムで撫でてくれる周作。
それがまた眠気を誘ってくる。。。

…でも周作の前で寝るなんて恥ずかしいよ……





陽 「 …周作。杏優来、
学校でもふらついたりしてるん?」



周 「 それはないです……
最近はずっと元気だったから………(撫)」



陽 「 そっか、そなんやね……
……家だけなんかな。。。」



周 「 …?…それって、どういうことですか?」





周作とお兄ちゃんが何か喋ってるけど、
今にも夢の中に飛びそうな私の耳には、
ほとんど届かない。。。(苦笑)

何言ってるのかなぁ。。。





陽 「 杏優来、何も言ってないん?(驚)
……一昨日くらいからたまに『目眩する』って言ってたんよ。。。」



周 「 ウソ……(驚)
そんな…聞いてないです。。。」



陽 「 まぁ、心配させたなかったんやろな。
…ちょっとすれば治まっとるみたいやったし、
俺もあんま深く考えてなかったんやけど…」



周 「 杏優来………(悲)
…学校では我慢してたの?」



杏 「 ………ん、…周作…?
……なんの、こと…???」





うん、眠過ぎて全く聞いてなかった。(苦笑)





周 「 ……ううん、へーき。(微笑み)
…我慢しないで俺に頼っていいから。」





一瞬、悲しい笑顔を浮かべた周作。。。

その表情になんだか胸が痛んだ………





杏 「 …?……ありがと。。。」



陽 「 もう眠いんやろ?…寝よな。(微笑み)」



杏 「 …ぅん。…寝る……」



周 「 俺帰るね、ゆっくり休んで。(撫)」



杏 「 ぅん……周作、明日も会える?」



周 「 うん会おう、明日ね。(微笑み)
…お邪魔しました。」



陽 「 ほんまありがとうな。(笑)」





明日も周作に会えるんだね。(微笑み)
ちゃんと寝てしっかり元気にならないと。

布団に潜るとすぐに夢の中に飛んだ────

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作者名:優菜 | 作成日時:2018年5月27日 20時

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