病院2 ページ50
周 「 すみませんでした………」
ソファから立ち上がって、
お兄さんに向かって深く頭をさげる………
俺のせいで…大事な妹さんをこんな目に………
陽 「 ………急に謝られて頭下げられて…
よう分からんわ。…何なん？」
周 「 夜、中途半端な態度とってしまって…
そのせいで杏優来を不安定にさせちゃって、
…夜中に1人でコンビニに行ってそこで無意識的に買ったらしくて……｣
陽 「 …中途半端な態度ってなん???」
周 「 俺、兄と杏優来が話してるのにモヤモヤしちゃって……俺の勝手な感情で杏優来は全く悪くないのに距離置くような事言って……
そのせいで杏優来に考えさせちゃって…
だから寝れなくて外に出たんだと思います。
……ぼーっとしてて無意識に手に取って食べたの…嘘じゃないと思います。
………完全に俺が悪いんです。。。」
陽 「 周作の言う通りやろな。
…自分の事理解してるしわざと食べるような奴やない。
俺も無意識以外には考えられん………
夜中に外出るのも初めてやし。」
周 「 …本当に申し訳ありません。。。」
陽 「 ……1人って事は、
初めは一緒に居らんかったって事なん？」
周 「 はい。
たまたま杏優来を見かけて…でもすぐに見失ってしまって…探したら近くの公園に1人で……
その時には既に食べてました。
…始めは特に何もなくて……ただ嫌いかって尋ねたらはぐらかして来たんでおかしいなって思って顔みたら全体に蕁麻疹が………
気づくのが遅かったんです。
……すみません。。。｣
気付いた時には顔と腕全体に蕁麻疹……
吐き気も聞くまで我慢してたみたいだし、
始めの段階で気づけてれば杏優来は………
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作者名：優菜 | 作成日時：2018年5月27日 20時
