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急ぎ ページ44

優子side



明日香と莉乃は学校に向かって、
里英はソファに座って教育テレビを見てる。
そしてお姉さま方はというと・・・



陽 「 優子!自分で診察して!」



優 「 元気です。」



陽 「 ヤブ医者なのっ?」



優 「 営業妨害だー。」



み 「 行ってきます!(汗)」



優 「 焦って事故らないようにねー。」



み 「 優子っ、午後には帰ってくるからっ。」



優 「 気遣わなくていいから、
ゆっくり帰っておいでー。」



麻 「 行ってきますっ。(汗)」



優 「 まりちゃんも気をつけてねー。」



麻 「 優子もゆっくり休んでねっ。」



優 「 はーい。」



──ピピピピッ、



優 「 あ、鳴った・・・37.9℃かぁ。。。
はるちゃん、37.9℃だったよ。」



陽 「 まだ熱あるね。
じゃあ次は聴診してくれる?(汗)」



みんな急いでるのは分かるんだけど、、、
自分で聴診して何の意味があるんだろう・・・(苦笑)



──ピンポーンッ、



優 「 あっ、才加かなぁ。
里英、才加だと思うから出てくれる?」



里 「 うんっ、行ってくるーっ。」



優 「 よろしくねー。」



陽 「 里英っ、私も行くよっ。(汗)
・・・優子っ、あとよろしくね。」



優 「 はいよー。
はるちゃんも気をつけて行ってらっしゃい。」



陽 「 行ってきます。(汗)」



〜5分後〜



? 「 才加ちゃん来たよー!」



? 「 お邪魔しますー。」



優 「 里英おかえり。才加久しぶり。(笑)」



里 「 ただいま♪」



才 「 優子久しぶり、大丈夫?」



優 「 うーん、、、まぁ・・・(苦笑)
リビングに来るの遅かったね。」



才 「 玄関で陽菜と喋っちゃったからさ。
優子、聴診だけしちゃってもいい?」



優 「 あ、うん。お願いします。」



才 「 すぐ終わらせるね。
少し深呼吸しててねー・・・・・・」



優 「 うん・・・」



いつもは才加に診察してもらう事なんてないから、
久しぶりの事過ぎて逆に緊張する。。。



才 「 ・・・終わり。」



優 「 ありがとう、速かった?」



才 「 自覚あるの?」



優 「 緊張した・・・(笑)」



才 「 なんだそれ。(笑)」



優 「 才加に診察されるなんてドキドキする。。。」



才 「 中々しないしね。(笑)
・・・もう気持ち悪くはないの?」



優 「 気持ち悪いけど大丈夫。」



才加と会ったら少し落ち着いた気がする。
さすがは心友なだけある・・・(笑)

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作者名:優菜 | 作成日時:2020年9月23日 12時

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