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病室2 ページ29

由依side



由紀が時おり咳をしてて少し苦しそう。
これは発作起きちゃうんじゃないかな・・・



加 「 先生呼んでくる。」



由 「 やだよ!ケホケホ、、、!」



横 「 かとれなよろしく。(笑)
由紀の事は私が見張っとくから。」



加 「 由依ちゃんよろしく。(笑)」



由 「 ケホケホ、、、ケホケホ!」



横 「 ほらぁ、エアゾールは?」



由 「 どっか、わかんない、、、」



横 「 えー・・・(苦笑)」



遥 「 そんな事あるー?(笑)」



横 「 普通、わかる所に置いとくよね。」



遥 「 当たり前だよー。(笑)」



由 「 ヒュー・・・ケホケホ、、、」



横 「 あ、ほら、、、(汗)」



遥 「 先生来るかなぁ・・・」



横 「 すぐ来てくれると思うよ。」



由 「 やだぁ、、、ヒューヒュー・・・」



布団に潜った遥香と逃げそうな由紀。
さてと、由紀の事を確保しとかなきゃ・・・



横 「 由紀ー、逃げないよねー?(黒笑)」



由 「 ビク)、、、ケホケホ、、、ヒュー・・・」



加 「 呼んできたよー。」



佐 「 由紀ちゃん大丈夫ー?」



横 「 かとれなありがとう。(笑)」



由 「 ヒューヒュー・・・だいじょぶ、です、、、」



佐 「 発作起きちゃってるね。。。(笑)
もしもしさせてねー・・・・・」



由 「 やですぅぅ、、、ヒュー・・・」



佐 「 嫌じゃないーっ。」



由 「 うぅ、、、ヒューヒュー・・・」



横 「 佐江先生?
由紀、発作を隠そうとしたんだよ?」



佐 「 吸入しようねー・・・え、そうなの?」



横 「 逃げようとしてたし。」



佐 「 さすがは由紀ちゃんだね。。。(苦笑)」



私の発言に驚き顔の佐江先生。
由紀は観念したのか黙って吸入してる。



佐 「 後で優子が病院に来るし、
その時に由紀ちゃんのことを報告しとくね。」



由 「 ダメっ!ケホケホ!、、、ダメですぅ、、、」



佐 「 大きい声出さないよー。」



加 「 優子先生来るの?」



佐 「 ここには来ないよ。(笑)」



横 「 優子先生、大丈夫ですか?」



佐 「 何も連絡はないから大丈夫だと思うよ。(笑)」



由 「 ゆうちゃん、だめぇ・・・」



佐 「 ダメじゃないーっ。ついでに、
由紀ちゃんが寂しがってるって伝えとくね♪」



由 「 禁句ですぅ・・・」



佐 「 えー?でも、
梅ちゃんからそう言ってたって聞いたよー?」



意地悪そうに笑ってる佐江先生。
昨日の夜、確かに言ってたよね・・・(笑)

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作者名:優菜 | 作成日時:2020年9月23日 12時

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