リビング3 ページ10
陽菜side
この状況は里英と優子の体調不良を
想定しなきゃいけないってことだよね、、、?
里英に何かあっても優子に任せるつもりだったのに。
陽 「 優子、耐えられそう?」
優 「 今のとこ仕事は出来てるし大丈夫。
けど、どんどん痛みが増してるんだよね、、、」
陽 「 そうだろうなって思った、、、(苦笑)」
優 「 えっ?」
陽 「 話してる声がだんだん辛そうになってるし。
優子、よーく聞いてね?」
優 「 う、ん、、、」
陽 「 キョーリンAP2ってお薬知ってるよね?
そのお薬を摂取量を守って飲んでみて?」
優 「 え、、、だってそれ・・・」
陽 「 そのお薬なら大丈夫だから。
ただ、間違っても服用し過ぎないでね。」
優 「 う、ん、、、」
微妙なリアクションだけど大丈夫かな、、、
急に鎮痛薬の名前を出したから驚いただろうけど。
陽 「 大丈夫、私を信じて。(微笑み)
優子はそのお薬を取りに行っておいで?
その間に誰か親しい先生と繋げる?」
優 「 わ、かった、、、うん・・・」
? 「 ・・・もしもしはるちゃん?佐江でーす。」
陽 「 あ、佐江ちゃんお疲れ様。(笑)」
佐 「 お疲れ様ー。どうしたのー?」
陽 「 優子が頭が痛いらしくて、
それでキョーリンAP2を飲ませる事にしたから、
何かあったら名札裏に入ってる患者カードを見て、
それに従って処置してもらってもいい?」
佐 「 えっ、そうだったの?(驚)
・・・うん、わかった。名札の裏ね。」
陽 「 うん、いつも入れとくように言ってるから、
多分そこに入ってると思う、お願いします。」
佐 「 了解です。(笑)」
佐江ちゃんに頼むことだけ頼んで電話を切った。
これで優子が少しでも楽になるといいけど、、、
麻 「 優子、頭痛いの?」
陽 「 かなり痛いって、、、(苦笑)
とりあえず怖くない鎮痛薬を飲ませることにした。」
麻 「 よくそれで仕事するね、、、(苦笑)」
陽 「 けど、さすがに帰ってこいとは言えないし。。。」
麻 「 熱出さないといいけど、、、」
陽 「 そこが問題だよね。。。」
麻 「 優子も身体弱いからね、、、
無理せずやって欲しいけど難しいのかな。。。」
仕事を受け持ち過ぎちゃうのが優子だからね。
それだけ出来る先生って事でもあるんだけど。
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作者名:優菜 | 作成日時:2020年9月11日 11時