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遊園地2 ページ36

優子side



由紀が本当にお化け屋敷に行っちゃったから、
仕方なく近くのベンチに座って1人で待ってる。。。



? 「 すみません!あの!
誰かここら辺にお医者様はいらっしゃいますか!?」



優 「 えっ、、、?(汗)」



急にスタッフの1人が声を出し始めて、
周りの空気が一瞬にして変わった、、、



ス 「 すみません!医療従事者の方いませんか!?」



優 「 あ、あの、、、どうかされましたか?」



ス 「 お医者様でいらっしゃいますかっ?」



優 「 はい、一応・・・」



ス 「 良かったぁ、こっちに来てくださいっ。」



優 「 あ、はい・・・
あの、どのような状況なのですか?」



ス 「 小学生くらいの女の子なんですけど、、、
お化け屋敷の中で呼吸が・・・」



小学生の女の子、、、お化け屋敷の中、、、で、呼吸!?
え、え、、、それって由紀でしょ・・・(汗)



ス 「 あっ、あの子ですっ。」



? 「 ケホケホ、、、ヒューヒュー・・・ケホケホ!」



優 「 やっぱり・・・(汗)」



ス 「 やっぱり、、、?」



優 「 すみません、私の妹です、、、(苦笑)」



ス 「 えっ、そうなんですかっ!?」



優 「 すみません、、、(苦笑)」



ス 「 あの、大丈夫ですか?救急車とかは、、、(汗)」



優 「 あ、大丈夫です。(笑)
少しここで対応しちゃっても宜しいですか?」



ス 「 あ、もちろんですっ。」



優 「 由紀ーごめんねー、、、ゆうちゃんだよー。(笑)」



由 「 ヒューヒュー、、、ケホケホ・・・ヒュー、、、ゆ、ちゃ、、、」



優 「 少しだけもしもしさせてね・・・」



うーん・・・・・・大きいなぁ、、、
これ、持ってるエアゾールだけで対応出来るかな、、、



ス 「 ここは裏側なので、
ごゆっくりして頂いて大丈夫ですので、、、」



優 「 あ、そうなんですね。
ありがとうございます。(笑)」



由 「 ヒューヒュー、、、ケホケホ!」



優 「 由紀ー、大丈夫だからねー。
息ふーって吐いてこれ咥えようねー・・・」



由 「 ヒューヒュー・・・(コクン)」



優 「 大丈夫だよー・・・(撫)
あの、救護室とかって近くにありますか?」



ス 「 あ、出て右側の案内所の中にございますっ。」



優 「 ありがとうございます。
そこに移動しちゃいますね・・・(笑)」



ス 「 え、移動して大丈夫なんですか?
お手伝いしましょうか?」



手伝って貰うのは申し訳ないしね、、、
お世話になった方にご挨拶をして外に出た。

救護室→←遊園地



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作者名:優菜 | 作成日時:2020年9月11日 11時

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