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小児病棟2 ページ14

陽菜side



グズグズな里英を連れて小児病棟に来た。
なにか資料に目を通して真剣な顔の優子を発見。
後ろから声掛けたら驚かれるかな・・・



陽 「 優子先生ー、おはようございます。」



優 「 はいっ、おはようござぃ・・・って!」



陽 「 ふふ、おはよう。(笑)」



優 「 おはよう。(笑)
・・・あらら、、、随分ぐったりしてるね。。。」



里 「 ゆ、ちゃ、、、ぃやぁぁ、、、」



優 「 まだ何もしてないよー。(笑)」



陽 「 優子に任せたいとこなんだけど、
優子じゃない先生に任せたいかも、、、」



優 「 え、なんで?私が診るよ。」



陽 「 優子、まだ体調優れてないでしょ?
もしかしたら感染症かもしれないから、
免疫の弱ってる優子に移ったら大変だし。」



優 「 いつも外来で色んな子診てても大丈夫だし、
ちょっと弱ってるくらいで感染しないよ。」



そうは言われても優子が感染したら重症になるよ。
そこは絶対にそうなるって言い切れる。



陽 「 朝からもう3回くらい嘔吐してて、
ずっと気持ち悪くて腹痛もあって熱もあるし、
私が思うに胃腸炎じゃないかなって、、、」



優 「 胃腸炎!?」



陽 「 驚き過ぎ、、、(笑)
それで水分も取れてないの・・・(苦笑)」



優 「 うわぁ、、、しんどいね里英・・・(撫)
・・・熱もこの感じだと38℃後半かな。。。」



陽 「 どんどん上がってってて、
来る前に計ったら38.4℃だった。」



優 「 朝起きた時は?」



陽 「 その時はまだ7度代。」



優 「 わ、一気にか・・・可哀想に、、、(撫)」



陽 「 里英でこの感じだよ?
優子に移ったらと思うとゾッとするよ、、、」



優 「 へへ、、、怖い怖い。。。(苦笑)」



急いでマスクを着けた優子。
早速消毒液で手も消毒してる・・・(笑)



優 「 でも診察と検査は私がやっちゃうよ。
それが仕事だし移ったら移ったでしょうがない。」



陽 「 しょうがなくないよ、、、」



優 「 大丈夫、頑張る。(笑)
よし、里英ちゃんおーいでっ。」



里 「 ヒックヒック、、、やぁぁ、、、ック、」



陽 「 ごめん、もう仕事に行かなきゃ。
あとは里英のことよろしくね。」



優 「 はーい、はるちゃんも頑張ってねー♪」



陽 「 優子も気をつけてねー。(笑)」



里英を優子に預けて職場に向かう。
里英も優子も大丈夫だといいけど・・・

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作者名:優菜 | 作成日時:2020年9月11日 11時

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