捜索2 ページ11
優子side
仕事を休む訳にはいかないから来ちゃったけど、
うーん､､､やっぱり少しだるい・・・
優 「 由紀の結果も出たし、
戻って今日は座って出来ることだけにしよ｡｡｡」
？ 「 優子？こんなとこに居るの珍しいね。」
優 「 ・・・あっ、あっちゃん。」
敦 「 久しぶり〜。何やってたの？」
優 「 久しぶり。
由紀の検査結果が出たから受け取ってたとこ。」
敦 「 由紀ちゃん元気？」
優 「 元気は元気なんだけど・・・」
敦 「 うん？」
優 「 発作が多いし、
最近の発作が大きめなんだよね｡｡｡」
敦 「 そっか・・・
けど、優子先生がそんな顔してちゃダメだよー？」
優 「 えっ､､､？」
敦 「 なんか冴えない顔してるよー？
優子先生は笑顔じゃなきゃ。」
何それ・・・しかも冴えない顔って・・・(苦笑)
私も頑張んなきゃなぁ｡｡｡
優 「 あっ、みなみ何か言ってた？」
敦 「 ううん、なんにも？」
優 「 そっか、じゃあなんでもない。」
敦 「 うん・・・
じゃ、私こっちだからまた今度ね〜。」
優 「 またねー。」
〜5分後・小児病棟〜
優 「 ふぅ・・・ふぅー・・・
やば､､､しんど・・・(汗)」
違和感を通り越して鼓動がうるさくなってきた｡｡｡
空打ちなんじゃ､､､ってくらい脈が速い｡｡｡(汗)
優 「 ハァ・・・ふぅ､､､どしよ・・・」
？ 「 あーっ、優子居たっ。
もーどこ行ってたの、めっちゃ探したんだけどっ。」
優 「 ん､､､うめちゃん・・・？」
梅 「 麻友ちゃんが発作だったから探したよー､､､
って、優子どうした？」
優 「 どしよ・・・ハァ､､､」
梅 「 どうしよじゃなくてっ。
とりあえずそこのソファに座ろうっ。」
優 「 う、ん・・・ふぅっ､､､ふぅー。」
梅 「 脈どうしたの、速すぎるよ・・・
聴診しちゃうね・・・・・・・・」
優 「 どうき､､､ふぅ・・・うるさぃ､､､」
梅 「 誰かー！誰かいますかー！
・・・急にどうしちゃったの､､､」
？ 「 どうかしましたっ？」
梅 「 はるちゃん！ナイスタイミング！
優子の脈が異常に頻脈なんだけど､､､」
陽 「 ゆーこー聴診するねー・・・」
梅 「 動悸がしんどいって､､､」
陽 「 優子ー、
焦らないでゆっくり深呼吸しようねー。(撫)」
隣に座って聴診器を私に当てながら、
背中をさすって呼吸を誘導してくれるはるちゃん。
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年8月22日 12時
