病院2 ページ33
陽菜side
姉妹に連絡するために一旦外に出た。
連絡し終わったら優子を休ませてあげよう・・・
──プルルルッ、
？ 「 もしもし、陽菜？」
陽 「 あっ、まりちゃん♪
ついさっき莉乃が目を覚ましたよ。」
麻 「 ・・・ほんと？じゃあ、大丈夫？」
陽 「 うん、大丈夫。(笑)
普通に会話も出来てるし状態も安定してる。」
麻 「 そっか､､､良かった・・・(ホッ)」
陽 「 それでさ、明日香たちにも伝えてくれる？
みなみには私から伝えるから。」
麻 「 了解。(笑)」
陽 「 もし寄れそうだったら、
仕事終わりにこっち来てねー。」
麻 「 うん、行くね。」
陽 「 じゃあお仕事頑張って〜。」
麻 「 ありがとう、またね。」
陽 「 またねー。」
忙しいはずのまりちゃんが出てくれたって事は、
相当気にかけてくれてたって事かな・・・
陽 「 みなみも出てくれるといいなぁ､､､」
──プルルルッ、
？ 「 はい、みなみです。」
陽 「 えっ、敬語っ？なにそれー。(笑)」
み 「 はるちゃんじゃない可能性もあるから､､､」
陽 「 私からかけてるんだから、
私じゃなかったらホラーだよー。(笑)」
み 「 そうなんだけど・・・で、どうしたの？」
陽 「 莉乃が目覚ましたよって報告。」
み 「 ほんと？ほんとのほんと？」
陽 「 笑えない嘘つかないよ。(笑)
安定してるし話せてるし大丈夫だよ。」
み 「 良かったよぉぉぉ､､､」
陽 「 ちょ、泣かないでよー。(汗)」
みなみも優子もだけどちびーずって涙腺弱すぎる。
電話越しで1人で泣いてるとしたら危険人物だよ。
み 「 報告ありがと､､､」
陽 「 いいえー。じゃあ残りの仕事も頑張ってね。」
み 「 うんっ、またね。」
〜院内〜
陽 「 優子、ずっと寝てないんだよね？」
優 「 うん、まぁ・・・」
陽 「 少し休んできていいよ。いや、休んできて。」
優 「 大丈夫だよ。」
陽 「 寝ないで大丈夫な人なんていませんー。
スッキリするまで寝てきていいよ。」
優 「 でも・・・」
陽 「 優子が休んでる間は私がついてるから。」
優 「 じゃあ、少しだけ｡｡｡」
陽 「 うんっ。」
莉 「 ゆうちゃん、バイバイ。」
優 「 ふふ、行ってきます。」
陽 「 しっかり寝てよねー。」
優 「 うん。」
莉乃と手を振ったら優子が仮眠室に向かった。
まりちゃんが来るまではここに居ようかな。
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年6月24日 16時
