病院2 ページ4
優子side
呼吸を誘導しながら吸入しだして時間が経って
落ち着き始めた・・・(ホッ)
優 「 スー・・・ハー・・・上手だよー。(微笑み)」
みぃ 「 落ち着いて来ましたね｡｡｡」
佐 「 やっぱり優子じゃなきゃダメなんだね・・・｣
優 「 ・・・(微笑み)」
由 「 ぅぅ､､､・・・ﾋｯｸ､､､」
優 「 泣かないよー・・・スー､､､ハー・・・」
みぃ 「 でも、なんで由紀ちゃんがナースステーションに居たんだろう｡｡｡」
優 「 麻友たちの病室に行ったはずだったのにね。」
みぃ 「 昼前に病室行ったら、
麻友ちゃんたちみんな寝てましたよ。」
佐 「 遊んでたらみんな寝ちゃった中で発作起きて、
ナースコール押したのに誰も来なかったから、
頑張ってここまで来たけどって感じかな｡｡｡」
優 「 由紀ごめんね・・・(撫)」
さぞかし苦しくて辛かっただろうに・・・
早く対応出来てれば発作も小さくて済んだだろうし。
由 「 ゆ、ちゃ・・・ん､､､ﾋｯｸ､､､」
優 「 もう少し吸入頑張ろうね・・・
吸入嫌だったらマスクにしてもいいよ。」
由 「 きゅ､､､にゅー・・・」
優 「 あらそう・・・(笑)」
佐 「 由紀ちゃんが吸入の方が良いなんて珍しい。」
由 「 い、なく､､､なっ、ちゃう・・・」
優 「 ならないよぉ・・・
大丈夫だからゆっくり呼吸しようねー・・・(笑)」
佐 「 マスク着けたら優子の手が空くから、
離れちゃうみたいで嫌なのかもね｡｡｡(笑)」
由 「 ・・・ぅん､､､」
優 「 離れるわけないのに・・・(笑)」
優しく頭を撫でながら呼吸を誘導するも、
全然泣きなみそうにない・・・
優 「 ごめんね由紀・・・苦しかったよね｡｡｡」
由 「 だれも・・・いな、かったぁ､､､」
優 「 本当にごめんね・・・」
佐 「 由紀ちゃんごめんね、もう大丈夫だからね､､､」
優 「 佐江ちゃんもみーちゃんも仕事大丈夫？」
みぃ 「 大丈夫です。(笑)」
佐 「 今は昼休憩の時間だから全然大丈夫。(笑)」
優 「 あっ、そっか・・・(笑)」
由 「 うぅ､､､ﾋｯｸ､､､ﾋｯｸ・・・」
優 「 泣かないでよぉ・・・
由紀はよく頑張ったよ〜・・・(撫)」
佐 「 ゆうちゃん居るからもう大丈夫だよ。(笑)」
由 「 いな､､､く、なんないぃ・・・？」
涙を流しながら声を震わせて見つめてくる由紀。
ずっと居るよって言ったら余計泣き出しちゃった｡｡｡
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年6月24日 16時
