HR4 ページ41
泊まるホテルの部屋割りも、
移動する時の席順もスムーズに決まり、
今は事前学習の時間なんだけど………
梨 「 行きが飛行機で、帰りが新幹線…
向こうではバス!」
周 「 色んなのに乗れるのも面白いよね〜。」
杏 「 校長のご好意で、
帰りは開通したばっかりの新幹線になったんだって。」
梨 「 へ〜…
向こうってやっぱり広いのかなぁ。」
杏 「 えっ、なんの話???」
梨 「 土地だよ土地っ。
なーんにもないのもイイよね〜…」
確かにね……
こっちにいると見晴らしは悪いし、
夜でも大して星は見えないし…………
広大な景色には憧れる。。。
杏 「 梨央の実家も結構な田舎だもんね〜。」
周 「 梨央ちゃんて、
出身地元じゃないの???」
梨 「 うん、青森なの。
杏優来はここら辺だよね???」
杏 「 うん。」
私は生まれも育ちもきっとこれからも…
ずっと地元に居るんじゃないかな。。。
杏 「 シュウちゃんは???」
周 「 俺は大分なんだぁ〜…
結構な田舎なんだけど、温泉とかあるよっ。」
杏 「 大分って事は湯布院とか???」
周 「 そうそうっ!(笑)」
梨 「 温泉良いよね〜♪
北海道の温泉も楽しみだねっ。(笑)」
杏 「 露天風呂とかあるのかなぁ…(笑)」
周 「 ほら杏優来っ、あるみたいだよっ。」
自分のスマホで泊まるホテルについて調べて、
私たちに見せてくれるシュウちゃん。
…どうやら部屋毎にも露天風呂があるらしい。
梨 「 うわぁすごい豪華だねぇ〜。」
杏 「 男子の盛り上がりとかも凄そうだね。」
周 「 自由時間に行き来とか出来るのかな???」
梨 「 ダメでもそんくらいみんなやるでしょっ。
…みんなその為に恋人作るのかなぁ……」
良からぬ妄想をしてククッと笑う梨央。
…流石はそういうのに目のない梨央…(苦笑)
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作者名:優菜 | 作成日時:2018年4月22日 20時