隣人は守護神様､､､ (ページ30)

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家ページ30

炊きたてのご飯に出来たばかりのルーをかけて完成。

…量は多めにしたけど、足りるかな？

杏｢うーん､､､甘すぎるかなぁ。
………っと。うん、バッチリ♪｣

冷蔵庫を開けると、
即席で作ったリンゴのゼリーも固まってた。

ビタミンも大切だし、
男だらけだと果物も好んでは食べなそうだし…

────リビング────

杏｢お待たせ。出来たよ～♪
………って、寝てるしっ。(苦笑)｣

リビングに入ると、
仲良くソファに座ってる2人が、
気持ち良さそうに寝てるのが視界に…(苦笑)

杏｢そりゃ疲れてるもんね…(微笑み)
……でも、温かいうちに食べて欲しいし…｣

それにしてもシュウちゃんの寝顔可愛い…

ぐっすり眠ってて申し訳ないけど………

杏｢シュウちゃんっ、春樹っ。｣

周｢ ───……っん…ぅん～……
ふぇっ…???｣

小さく声をかけて優しく肩を叩くと、
微妙に反応してから目を若干開けたシュウちゃん。

…春樹の方は見事に反応ナシ。(苦笑)

杏｢シュウちゃんっっ。おはよう♪
夜ご飯出来たよっ。｣

周｢ …ぅん???…杏優来???
……あっ！杏優来ごめん!!俺寝てた!!(汗)｣

杏｢ふふ、起こしちゃって逆にごめんね。｣

周｢全然全然!!
…作ってもらってるの寝ちゃって……
手伝わなきゃいけなかったのに……｣

杏｢手伝うなんて大丈夫だよ。
…疲れてるだろうし、少しでも仮眠出来て良かった。(微笑み)｣

親も居なくて忙しくて、男だらけ……

それじゃあのんびりする時間なんてないだろうし、少しでも休めたなら嬉しい。

周｢杏優来って本当に優しいよね。
……いっぱい頼っちゃってごめん…｣

杏｢もうシュウちゃん謝ってばっかり。(笑)
…どうせならお礼がいいなっ♪｣

周｢うん…ありがとう杏優来っっっ♪｣

杏｢ふふっ。
どういたしましてシュウちゃんっっっ♪｣

起きたばっかりの目ぼけ眼な顔はもうなくて、爽やかで優しく目を細めて笑うシュウちゃん。

……ホントに可愛いなぁシュウちゃん。