検索窓
今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:4,907 hit

放課後2 ページ25

春樹が守ってる方のゴール裏まで来ると、
近くに置いてあるベンチに腰掛けた。

…練習中だし、
迷惑にならないようにしなきゃっ。





春 「 っっ。(笑)」





ボトルを取りながら私の事を見て、
ニタァッ無邪気に笑った春樹。

…ちょっと……どーいうつもり???(汗)





杏 「 ど、どうしたの…?(汗)」



春 「 あとちょっとだからもう少し待ってて、(笑)」



杏 「 …ぁ、…うん。」





変わらずニタァって目を細めながら笑う春樹。

あーあ、練習中なのに。。。
マネージャーに睨まれてるよ……





マネ 「 あのぉっ。
春樹くんとどういう関係なんですか?」





ほら、声かけられちゃった。
なんだか面倒くさいことになりそう…(苦笑)





杏 「 ???」



マネ 「 もしかして…お姉さんですか?」



杏 「 いや…ただのお隣さんだけど。」



マネ 「 なぁんだぁ、そっかぁっ。
…私、春樹くんの事狙ってるんですよぉっ。」





やっぱりそういう系ね。(苦笑)

まぁ春樹だってイケメンだし、
この容姿でサッカーも出来るなんて、
好きになる女の子が一人二人いても可笑しくない。





マネ 「 でもぉ……
私にはあんな無邪気に笑ってくれなくてぇ…」



杏 「 そっか……(苦笑)」





正直、そんな事私に言われても……
って思うけど間違っても言えないよね。。。





マネ 「 それでも私は本気で狙ってるんでっ。
変な事しないで下さいよっっっ?」



杏 「 するつもりないから……(苦笑)」



マネ 「 良かったぁっ。」





こんな女の子に春樹が……
なんて私からしたら大反対な女のタイプだけど
そんなの私なんかが干渉する事じゃないしね。





春 「 マネージャー。
杏優来と喋ってねーで仕事しろよっ。」



春樹はなんで私の名前を知ってるの!?

…って春樹。…怒ってる???





マネ 「 あっ、すみません春樹先輩っ!」



春 「 あ、待った。」



マネ 「 はいっ。」



春 「 俺先に帰るから。
キャプテンに伝えといて。」



マネ 「 えっ、帰っちゃうんですかぁ?
まだミーティングありますよっ。」



春 「 そんくらい知ってる。
お前が嫌なら早退にしてもいいから。」





やっぱり春樹怒ってる。
……ほんとに無愛想だし。

第一印象はあながち間違ってなかったんだ…

放課後3→←放課後



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:恋愛 , サッカー , イケメン , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:優菜 | 作成日時:2018年4月22日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。