82話 ページ8
食堂は混み合ってたけど、すぐに席を見つけて座れた。
今日は切島くんのオススメで唐揚げ定食を頼んでみた。
「『いただきまーす。』」
早速、唐揚げを１つ口に放り込むと、すごく美味しくて、私は切島くんにグーサインを出した。
『美味しい…！』
そう言えば、だろ⁉と笑顔で返してくれた。
切「今度、理央と来たら絶対すすめようと思ってたんだぜ！」
名前呼びにドキッとしながら私は言葉を返した。
『え、そうだったの？』
切「おう！」
そんな風に言いながらニコニコする切島くんを見てたら、なんだかつられてこっちも笑ってしまった。
切「…ちゃんと笑ったな。」
『え？』
キョトンとして顔をそちらに向けると、切島くんと目が合った。
切「またみんなに気を遣ってたろ？
顔が少しこわばってたぞ？」
『え、本当に…？』
まあ心配させたくないとは思ってたけど、まさか表情に出てたなんて…。
切「なんとなくそうじゃねぇかなー、と思ってよ。
違ったらゴメンな？」
『ううん、私の方こそ心配させてゴメンね。』
謝ってくる切島くんに謝り返して、視線を定食に移す。
もしかして他の皆にもそう見えたのかな…？
そう思ってたら、切島くんが口を開いた。
切「あー、あとな、みんなは理央の表情気付いてないんじゃねぇかな？」
『え…？』
驚いてそっちを見ると切島くんがほおをかきながら続けた。
切「いや、俺も、なんとなくそうかなー？程度で気付いただけだからさ。」
だから気にすんなよ！と笑いかけてきた。
どうして…
どうして切島くんは、
私が隠そうとすることとか迷ったりしたこと、
そうやって気付いてくれるんだろう…
切「？どうした？」
俺の顔になんかついてるか？と聞かれ、切島くんをジッと見つめてたことに気付いた。
そのことに慌てながら、
『な、なんでもない！』
と返して再び視線を定食に向けた。
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ノワール(プロフ) - クローバーさん、ありがとうございます！更新遅くてすみません(^_^;) 頑張ります！！！！ (2017年11月7日 1時) (
レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい!!!!!!! (2017年11月6日 20時) (レス) id: 753a7bb22b (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 庵さん、ありがとうございます！はい、頑張ります！(*^ω^*) (2017年10月9日 13時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 雪うさぎさん、ご指摘ありがとうございます！そしてご迷惑おかけしてしまいすみませんでした(´；ω；`)いつも応援ありがとうございます(*^ω^*)はい、頑張ります！！ (2017年10月7日 4時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 一から見たヨ。この作品気に入ったカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年10月7日 4時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノワール | 作成日時：2017年10月6日 12時
