81話 ページ7
休み時間の終わりを告げるチャイムが鳴り、みんなも席に戻り始めた。
切島くんと話したかったな…
昨日のこともあったし、なんて思いながら何気なく切島くんの方を見ると、目が合った。
そのことにドキッとしてると、切島くんはニカッと笑ってくれた。
私も笑い返して席に座る。
…上手く笑い返せたかな？
なんか、すごくドキドキする…！
1人で悶々としてたら、
轟「なあ、嵐水。」
斜め隣の席にいる轟くんにいきなり声をかけられ、一瞬驚きながらも返事をした。
『なに？』
轟「お前…
顔赤くないか？」
『！』
え、もしかして顔赤くなってた⁉
私は慌てて首を横に振った。
『そ、そそそうかな⁉
あ、さっきみんなにたくさん質問されてたから緊張して暑かったんだよね！
きっと、それだ、うん‼』
一気にまくし立てるように言えば、轟くんは不思議そうな顔をしながら、そうか…？と言って前を向いてくれた。
切島くんが好きって分かってから、何かあるたび顔が赤くなったりドキドキしてしまう。
今まで普通に接してたのに…
私は小さくため息をつきながら、それを振り払うように授業に集中した。
ーそして昼休み。
誰かを誘って食堂に行こうと思って立ち上がると、ポンッと肩をたたかれた。
振り返るとそこにいたのは…
『切島くん…』
私がそっちに向き直ると、切島くんは声をかけてきた。
切「よっ！
大丈夫か？」
『うん、大丈夫。
心配させてゴメンね。』
おう！と言って切島くんはニカッと笑った。
切「なあ、昼って予定あるか？」
『ううん、ないよ。
誰か誘って食堂行こうと思ってたとこ。』
切「じゃあ、一緒に行こうぜ！」
まさかのお誘いに嬉しさ半分、緊張半分になりながら私は頷いて一緒に食堂に向かった。
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ノワール(プロフ) - クローバーさん、ありがとうございます！更新遅くてすみません(^_^;) 頑張ります！！！！ (2017年11月7日 1時) (
レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい!!!!!!! (2017年11月6日 20時) (レス) id: 753a7bb22b (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 庵さん、ありがとうございます！はい、頑張ります！(*^ω^*) (2017年10月9日 13時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 雪うさぎさん、ご指摘ありがとうございます！そしてご迷惑おかけしてしまいすみませんでした(´；ω；`)いつも応援ありがとうございます(*^ω^*)はい、頑張ります！！ (2017年10月7日 4時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 一から見たヨ。この作品気に入ったカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年10月7日 4時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノワール | 作成日時：2017年10月6日 12時
