112話ー？？？sideー ページ41
死柄木くんとテレビを見ながら私は怒りに震えていた。
テレビでは、さっきからアクア・レディの名前があがっている。
それ自体はどうでもいい。
”アクア・レディの娘”というのが気にくわない…！
死「おい、ここで個性を使うな。」
どうやら怒りのあまり個性を発動させかけていたらしい。
それを抑えながら私は死柄木くんに話しかけた。
？「彼女は確かジキルくんが洗脳しようとして失敗したんだったかな？」
死「ああ、そうだな。」
？「…彼女の個性に変化があったのも、その時だったかな。」
死「…おい、何を考えてる？
勝手な行動はするな。
今はまだ動く時じゃ…」
？「…あ？」
イラだちのあまり死柄木くんを睨めば、死柄木くんは舌打ちをしながら口をつぐんだ。
……私としたことが、口が悪くなってしまった。
いけない、いけない…。
いつものようにニコッと笑いながら死柄木くんに向かって口を開こうとした。
すると、近くのモニターから先生の声が聞こえた。
「…ランドストームくんの怒りはもっともだ。
彼の洗脳で余分なものが目覚めてしまった。
でも行動するのは、まだ早い。
ランドストームくんの怒りの根源を作ってしまったジキルくんへのお仕置きは、ちゃんと機会を作る。
その時に気の済むようにしたらいいよ。」
そう言われ、私は素直にうなずいて視線をテレビに戻した。
…先生は素晴らしい人だ。
私の欲しい言葉をくれる。
そして何より、私の望みを唯一叶えてくれる可能性のある人だ。
彼女から…
理央から、
水の個性だけを消すという望みを。
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ノワール(プロフ) - クローバーさん、ありがとうございます！更新遅くてすみません(^_^;) 頑張ります！！！！ (2017年11月7日 1時) (
レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい!!!!!!! (2017年11月6日 20時) (レス) id: 753a7bb22b (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 庵さん、ありがとうございます！はい、頑張ります！(*^ω^*) (2017年10月9日 13時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 雪うさぎさん、ご指摘ありがとうございます！そしてご迷惑おかけしてしまいすみませんでした(´；ω；`)いつも応援ありがとうございます(*^ω^*)はい、頑張ります！！ (2017年10月7日 4時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 一から見たヨ。この作品気に入ったカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年10月7日 4時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノワール | 作成日時：2017年10月6日 12時
