110話ー霧隠れsideー ページ39
今日非番だった私は自宅のテレビで体育祭を見てた。
…え？体育祭の警備？
丁重にお断りしましたとも←
妹の一大イベントだし、何より…
お母さんに理央の今の力を見てほしかった。
あの子がどれだけ強くなったかを。
ソファに並んで座りながらテレビを見るお母さん。
チラッと見れば、泣きそうな顔をしていた。
母「真央…
あの子、楽しそうに笑ってるわ。」
真「うん。」
良かった…と泣きながらお母さんは笑った。
復讐にとらわれ、学校に行く以外は復讐のためにひたすら強くなろうと稽古をしていた理央。
お母さんは理央をそうしてしまったのは自分のせいだと責め続けていた。
でも、雄英に行って変わった。
強くなろうとしたり、ランドストームを倒そうとする気持ちは変わらない、けど
仲間たちが…
彼が、あの子を変えてくれた。
そう思いながら私は、はいティッシュ、と言ってお母さんにティッシュを渡した。
母「それに本当に、強くなったわね。」
真「まあ、私が稽古つけてるからね！」
そう言えば、フフッと笑うお母さん。
…でもね、お母さん。
真「本当に驚くのはこれからだよ？」
母「え？」
首をかしげるお母さんにテレビの方を指差して、見るように促せば、理央がちょうど片手を前に差し出したとこだった。
すると、手からは水の球が現れ、理央の頭上に上がって行く。
母「⁉
あの水の球…まさか⁉」
それを見たお母さんは驚いていた。
その様子を確認した私は再びテレビに視線を戻した。
さあ理央、見せてやりな。
今のアンタの力を‼
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ノワール(プロフ) - クローバーさん、ありがとうございます！更新遅くてすみません(^_^;) 頑張ります！！！！ (2017年11月7日 1時) (
レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい!!!!!!! (2017年11月6日 20時) (レス) id: 753a7bb22b (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 庵さん、ありがとうございます！はい、頑張ります！(*^ω^*) (2017年10月9日 13時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 雪うさぎさん、ご指摘ありがとうございます！そしてご迷惑おかけしてしまいすみませんでした(´；ω；`)いつも応援ありがとうございます(*^ω^*)はい、頑張ります！！ (2017年10月7日 4時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 一から見たヨ。この作品気に入ったカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年10月7日 4時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノワール | 作成日時：2017年10月6日 12時
