108話 ページ36
早くスタンドに戻って切島くんの試合を見ようと思って走ったけど間に合わず。
決着が着いていた。
なんか、全然切島くんの試合見れてない…←
しゅんとしながらスタンドに戻れば、案の定、みんなに質問攻めされた。
葉「理央ちゃん、さっきのアレ何⁉」
上「水だったよな、さっきの！」
瀬「水単体じゃ使えねぇんじゃなかったのかよ⁉」
『あ〜、えっと…
なんかここ最近の騒動で変化があったみたいで。』
とりあえずそう説明した。
大丈夫、嘘は言ってない←
耳「ああ、色々あったもんね。」
八「ですが、もう１つ気になることが…。」
『？』
八「水の個性を使う時、何か叫んでいませんでしたか？」
…聞こえちゃってたか。
私はほおをかきながら、説明した。
『初めて使った時に無意識に叫んでた言葉なんだ。
まだ水の個性を単体で完璧に使いこなせてないから、イメージがわきやすいように言ってるんだ。』
だから深い意味はない！と言えば納得してくれた。
そんなみんなの様子にホッと息を吐きながら、トーナメント表を見る。
次に私と当たるのは…爆豪くん。
切島くんとも稽古以外の場で本気で戦ってみたい気もした。
けど、私情が入り込みそうだったから、相手が切島くんじゃなくて良かった。
でも…
『爆豪くんが相手、か。』
正直、1番戦いにくい相手だと思う。
あの反射神経は正直、反則なんじゃないかと思うし。
何より厄介なのはお茶子ちゃんと戦った時にやったあの大爆破。
見たところ、反動が強そうだから何発も打つのは無理みたいだけど…。
う〜ん…と考えてると、肩をたたかれた。
振り返ると梅雨ちゃんと響香ちゃんが、大丈夫？と心配そうに見ていた。
蛙「ずいぶん難しそうな顔してたけど…」
『ちょっと次の試合のこと考えてて。』
耳「それはいいけど、理央、控え室行かなくていいの？」
『へ？』
そう言われてステージを見ると轟くんと飯田くんの試合が始まるとこだった。
うそ、私そんなに長く考え事してたの⁉
響香ちゃんたちにお礼を言って、慌てて控え室へ向かった。
…とりあえず、爆豪くんのあの大爆破には気をつけないと…。
そう考えながら、控え室へ向かって通路を走った。
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ノワール(プロフ) - クローバーさん、ありがとうございます！更新遅くてすみません(^_^;) 頑張ります！！！！ (2017年11月7日 1時) (
レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい!!!!!!! (2017年11月6日 20時) (レス) id: 753a7bb22b (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 庵さん、ありがとうございます！はい、頑張ります！(*^ω^*) (2017年10月9日 13時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 雪うさぎさん、ご指摘ありがとうございます！そしてご迷惑おかけしてしまいすみませんでした(´；ω；`)いつも応援ありがとうございます(*^ω^*)はい、頑張ります！！ (2017年10月7日 4時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 一から見たヨ。この作品気に入ったカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年10月7日 4時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノワール | 作成日時：2017年10月6日 12時
