97話 ページ25
無事に足元のボンドみたいなのを壊し、動けるようになった私たち。
すぐに物間くんたちの後を追い始めたんだけど…
切「待てえええ‼
待てって‼
勝手すなぁあ爆豪ー‼!」
爆豪くんは騎馬戦ってなんなのか忘れてるのかな？←
切島くんに呼ばれてるのも無視して単騎で飛んで行く爆豪くん。
でも物間くんの騎馬の人の個性でガードされたのか、空中で何かにぶつかってた。
まるで壁でもあるような止まり方をした爆豪くんだったけど、腕を振りかぶってその見えない壁みたいなのを壊した。
そしてその勢いのまま、物間くんからハチマキを奪い取った。
『取った…！』
そのまま体制を崩した爆豪くんを、瀬呂くんがテープで回収した。
瀬「跳ぶ時は言えってば‼」
切「でもこれで通過は確実…」
爆「まだだ‼!」
完膚なきまでの1位なんだよ、取るのは！と、爆豪くんが切島くんの頭を叩きながら叫んだ。
切島くんの頭を叩きながら←
いくら硬化してても、叩いたら可哀想だよ爆豪くん。
そう思って苦笑いしてると、爆豪くんは続けて言った。
爆「さっきの俺単騎じゃ、踏ん張りが効かねえ…
行け‼
俺らの
1000万へ行く‼」
『！』
その言葉になんだか、チームとして一つになったような気がした私は、今度は苦笑いじゃなくてニッと笑った。
爆「しょうゆ顔！テープ‼」
瀬「瀬呂な、っと‼」
爆豪くんの指示で瀬呂くんが物間くんのそばの地面へテープを飛ばした。
爆「水色女！
俺らの足元に向かって風起こして浮かせろ‼」
『嵐水、だよ！』
私も指示された通り、自分たちの足元に風を起こして全員を浮かせた。
ただ、これだけの人数を1度に持ち上げたことないからちょっとコントロールが大変だったけど。
瀬呂くんがテープを巻き戻して、地面より少し浮いてる私たちを高速で物間くんの方へ引っ張った。
さらに爆豪くんが後方に向かって爆風をおこして、もっと加速する。
そしてその勢いで、爆豪くんがハチマキを奪い取った。
プ「爆豪‼
容赦なしー‼!」
プレゼントマイクの放送で会場が盛り上がるのを感じながら私たちは、すぐ次の目標を探した。
爆「次‼
デクと轟んとこだ‼」
競技終了まで、残り20秒ー。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ノワール(プロフ) - クローバーさん、ありがとうございます！更新遅くてすみません(^_^;) 頑張ります！！！！ (2017年11月7日 1時) (
レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい!!!!!!! (2017年11月6日 20時) (レス) id: 753a7bb22b (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 庵さん、ありがとうございます！はい、頑張ります！(*^ω^*) (2017年10月9日 13時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 雪うさぎさん、ご指摘ありがとうございます！そしてご迷惑おかけしてしまいすみませんでした(´；ω；`)いつも応援ありがとうございます(*^ω^*)はい、頑張ります！！ (2017年10月7日 4時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 一から見たヨ。この作品気に入ったカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年10月7日 4時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ノワール | 作成日時：2017年10月6日 12時
