92話 ページ20
プ「1-A嵐水、爆豪！
下がダメなら頭上かよー‼」
その放送を聞いて驚きながらチラッと横を見ると、同じように驚きながらこっちを見てる爆豪くんと目が合った。
でもそれも一瞬だった。
瀬「おめー、こういうの正面突破しそうな性格してんのに避けんのね！
って、嵐水もか！」
常「2人とも、便乗させてもらうぞ。」
すぐに瀬呂くんや常闇くんも上がってきて、私たちはそっちを見た。
爆豪くんは特に何も言わなかったけど、私は
『あんまりここで体力削りたくないからね！』
そう答えて先へ進んだ。
第二関門はザ・フォール。
落ちないように綱渡りをする仕様になっていた。
でも、そんなことで時間を取られたくなかった私は再度風を起こしてそこも難なく越えた。
そして、最終関門…
プ「一面地雷原‼!
怒りのアフガンだ‼」
私がそこに着くと先頭の人たちが進み始めたところだった。
みんな踏まないように慎重に進んでるけど、
これなら風で飛べばいい‼
そう思って風を集め始めてたら…。
爆「はっはぁ！
俺は関係ねー‼」
そう言って爆豪くんが個性を使って飛んでいった。
…なんか、さっきから攻略の仕方がだだ被りなのは気のせいかな？←
そう思いながら後を追うために風を起こして飛んだ。
2人までちょっと距離があるな…
さらに加速するために水の個性も使おうとした時、後ろの方で大きな爆発音がした。
振り返ると緑谷くんが爆風に乗って、私や先頭の2人を追い越して行った。
抜かれたことに慌てて、3人を追いかけたけど、緑谷くんがさらに起こした爆風のせいで、空中でバランスを崩した。
『くっ…！』
すぐに立て直して追いかけたけど3人を追い抜かすことは出来ず、私は4位だった。
『あー！
悔しいー‼』
悔しがる私に、近くにいた蛙吹ちゃんたちが声をかけてきた。
蛙「理央ちゃんの悔しがるところ、初めて見たわ。」
『え、そう？』
麗「うん。
なんか新鮮！」
そうかなぁ、と聞けば最初の頃は何となく距離を置かれてる感じだったらしい。
…確かにあの時はランドストームのことで頭がいっぱいだったもんなー。
そう思って謝れば、大丈夫だけどそろそろ苗字じゃなくて名前で呼んでほしいと言われたので、女子はみんな名前で呼ぶことにした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ノワール(プロフ) - クローバーさん、ありがとうございます！更新遅くてすみません(^_^;) 頑張ります！！！！ (2017年11月7日 1時) (
レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい!!!!!!! (2017年11月6日 20時) (レス) id: 753a7bb22b (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 庵さん、ありがとうございます！はい、頑張ります！(*^ω^*) (2017年10月9日 13時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 雪うさぎさん、ご指摘ありがとうございます！そしてご迷惑おかけしてしまいすみませんでした(´；ω；`)いつも応援ありがとうございます(*^ω^*)はい、頑張ります！！ (2017年10月7日 4時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 一から見たヨ。この作品気に入ったカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年10月7日 4時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ノワール | 作成日時：2017年10月6日 12時
