86話 ページ13
あの後、姉ちゃんのところに行き稽古を開始したんだけど、
麗日ちゃんたちの言葉が頭から離れなくて結局、あまり稽古に身が入らなかった。
思わずため息をついた。
私のそんな様子に姉ちゃんは何か察したのかニヤニヤして、こっちを見てたし←
それからしばらくして、
真「よし、じゃあ今日はここまで！
私はちょっと職場に顔出すから先帰ってて。」
じゃっ！と言って姉ちゃんがその場から離れた。
私たちは帰り支度を済ませて外に出た。
帰り道、ぎこちなくならないように気をつけながら、会話を続けてたけど
ヤバイ、2人きりになったらさらに意識し始めてきた…！
内心、叫びたいのを抑えつつ、何か話題を！と考えてたら、
なぜか切島くんが妙にソワソワしてるのに気付いた。
『…どうしたの？』
私が声をかけるとハッとした表情をして、困ったように頬をかきながら話し始めた。
切「あー…大したもんじゃねぇんだけど、さ。」
『？』
切「これ…。」
そう言ってラッピングされた小さな袋を渡してきた。
開けるように言われて、開けてみると中には赤とオレンジのミサンガが入ってた。
『キレイな色…』
切「…本当はこの前出かけた時に渡すつもりだったんだけどな。
理央に元気出してほしくてさ。」
俺からのプレゼントな、と照れながら笑って言ってきた。
『へ⁉
わ、悪いよ。』
私はそう言って慌てて首を横に振ったけど、結局ありがたく受け取ることにした。
その代わり、体育祭が終わったらまた出かける約束をした。
『切島くん、ありがとう。』
そうやって素直にお礼を言えば、おう！と嬉しそうに笑って返してくれた。
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ノワール(プロフ) - クローバーさん、ありがとうございます！更新遅くてすみません(^_^;) 頑張ります！！！！ (2017年11月7日 1時) (
レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー - めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい!!!!!!! (2017年11月6日 20時) (レス) id: 753a7bb22b (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 庵さん、ありがとうございます！はい、頑張ります！(*^ω^*) (2017年10月9日 13時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
ノワール(プロフ) - 雪うさぎさん、ご指摘ありがとうございます！そしてご迷惑おかけしてしまいすみませんでした(´；ω；`)いつも応援ありがとうございます(*^ω^*)はい、頑張ります！！ (2017年10月7日 4時) (レス) id: 168bac5bc7 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 一から見たヨ。この作品気に入ったカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年10月7日 4時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノワール | 作成日時：2017年10月6日 12時
