【アイナナ×A3！】私の兄は有名アイドル！？

第６５話 ページ34

『んー、どんなマグカップがいいかなぁ……』


目の前には色とりどりの綺麗なマグカップたち。

その数は棚3つ4つ分ぐらいあるため、本当に迷う。



ナギ「壮五のイメージカラーにしたらどうです？？」


『そうだね！そうしよう！！』



そーちゃんのイメージカラーは紫。

紫系統のだと、だいぶ絞られたな…！


片っ端からじっくり見ていると、1つ、目に着くものがあった。


『ねぇナギ！あれ良くない！？あれ！！』


身長的な問題で届かなかったため、“あれ！！！”と指をさして取ってもらう。


ナギ「コレですかー？」


『そうそう！！』


取ってもらったのは、紫をベースとして様々な色の小さい花が描かれた和柄のもの。


そーちゃん、和柄とか似合うんだよね！！
喜んでくれるかなぁ……！！


『よし！そーちゃんのはこれにする！！』


笑顔でそう伝えると、ナギは“じゃあ2人のところに戻りましょうか”と言い、先程までいた場所に戻り2人と合流した。




『りっくーん！！やまさーん！！決まったー？？』


大和「んー？あぁ、一応ね一応」


そしてヤマさんが目を向ける先には可愛いシュシュを手にしてはいるが、本当にそれでいいのか他のものに目を向けながら唸っているりっくんがいた。



『めっちゃ唸ってるww』


ナギ｢Oh…リクの顔が凄いことになってマース……｣


大和｢ほんとほんとー。せっかくの美少年が勿体ないねぇ…｣


とりあえず見てるのもあれかなーとか思ったので、りっくんに近づき声をかけてみることにした。



『りっくん！！このシュシュにするの？可愛いじゃんっ！』


陸｢うわっ！？！？びっくりしたーw
んー、まだ考え中なんだけど多分これにするつもりかなー｣


“本当にどうしよう”と困ったように頬をかくりっくん。


をみて、いいことを思いついた私はニヤリと笑みを浮かべてりっくんの肩に手を置いた。




『りっくん、今この場に最適な人がいるじゃないかっ！！アドバイス、ほしくない？？』

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