合宿#4 ページ8
Tatuya side
さっきAちゃんが言った通りの道をびゃ〜と行って別荘に到着！
「うわあ〜でけえ！」
「マジですげえ！入っていい？入っていい？」
「あ〜ひーくんもう入りたいの〜！しょっかしょっか〜！かわちいねえ！いいよいいよ入ろっかぁ！」
「おい占部まだ〜？」
「…おい渡辺は後だ。ひーくんが1番に入るんだ。分かったな」
Aちゃんが預かってた鍵でドアを開けて照を1番に入れてその後にすぐ自分が入り込んで。
翔太がなんか文句言ってたけどみんな何も聞こえてない聞こえてない。うん。
入ったらみんなお〜！だのすげ〜！だの色々リアクションしてて面白かった。
テンションが上がりまくってる1年生組は探検しよう！と階段を上がったり全ての部屋を開けてまわったりしていた。みんな若いなぁ…かわいい。
俺なんかもう腰が痛くて駆け上がったりなんかできねえのに。
「よいこらせっと」
「うわ〜深澤先輩おじいちゃんじゃん」
「誰がおじいちゃんだよっ！クソガキがっ！」
「あっれぇ〜？そんなお口聞いちゃっていいのかな〜？誰がこの別荘手配したんだっけ〜？」
「…スンマセンデシタ」
分かればよぉしと満足げな顔をして阿部ちゃんのところまで歩いていくAちゃん。
今はあいつに逆らえないのが悔しい…。
阿部ちゃんのところに辿り着いて2人で何か話した後、玄関のすぐそばの棚から拡声器を手に取ったA。
やばい、あいつの手に拡声器が渡ったら
「おいみんな耳塞g」
「聞けぇ！！！皆の衆！！！」
一足遅く、拡声器があるって言うのにバカでかい声を発するAちゃん。
みんなびっくりしすぎてフリーズしてるし康二に関しては尻餅ついてる。
1番近くにいた阿部ちゃんはしっかり耳塞いでたけどそれでも相当うるさかったみたいで涙目で逃げてきた。
なんで本人が1番ケロッとしてるのかわかんないんだけど。
「おお静かになったな。まあいいや。じゃあこのまま話しまぁす」
「おい占部！お前前もこんなことやって怒られただろうが！そろそろ懲りろ！」
「そんなのあったっけ〜」
ヘラヘラしてるけどあなた学校で1番怖い生徒指導にこっぴどく怒られて半泣きだったじゃねえか。忘れたとは言わせないぞ。
「まあいいや。さっくん先輩くるんでみんなで玄関の前で待ってよ〜」
「…Aまじで二度と拡声器使わないで」
照にガチトーンで言われて落ち込んでたけどあなたのせいですよ？分かってます？
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雪野真哉(プロフ) - ななさん» リクエストありがとうございます！合宿編終わったら是非とも書かせていただきます！ (3月22日 20時) (
レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
なな - じゅりせんせいといちゃいちゃとかみたいです!! (3月22日 16時) (レス) @page16 id: 54b20791cc (このIDを非表示/違反報告)
雪野真哉(プロフ) - 小袖さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます♡これからも是非是非ニヤニヤして行ってください！わら (3月19日 23時) (レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
小袖(プロフ) - 面白いです！にやにやしながら読んでます(笑) (3月19日 22時) (レス) @page4 id: 85c8a13628 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪野真哉 | 作成日時：2024年3月19日 14時
