もちろん同担NGで【青】 (ページ47)

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推し様は私の家…マンションの前の道路の端に車を停めた。

「推し様昨日もお世話になりました！」
「…これから毎週泊まりだけどな」
「確かにっ！え、今考えると条件が私得すぎて！推し様損しません？大丈夫ですか？」
「…俺はお前といるだけでいいから」
「うはっ！やばっ！待って幸せ！明日死ぬかもしれない！！！」

幸せで溢れてどうしようもなうなったので推し様の車を降りた。

「推し様！また明日会社でお会いしましょうね！」
「…おう」

推し様に手を振って幸せにホクホクしながらロビーに入ろうとする。

「…A」
「〜！！！今名前っ！！！」
「ちょっとだけ来い」

運転席の横の窓を開けて私に手招きする推し様に私はスキップしそうな勢いで近づく。

「なんでしょ！」
「忘れ物」
「え！ごめんなさい！なんか忘れてました！？」
「こっから見てみ」

運転席かの窓から見てみろと言うので少し窓から顔を入れてのぞいてみる。
別になさそうだけどな。

「推し様！ないでs」

全てを言い終わる前に私の唇は塞がれた。
そしてすぐに私を押し返し、じゃあなと窓を閉めて走り去ってしまった。

あれって、まさか、

「「き、キス…！？」」

私の声に重なる声にびっくりして後ろを振り向くとそこには私服姿の康二が立っていた。