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部署移動をしてきて2週間。
順調に仕事も慣れてきたし先輩たちや新卒くんとも仲良くやってる。
まあ推し様の輝きにはいつまでも慣れませんけどっ！
そんな私と新卒くんは深澤先輩に飛び出された。
「なんでしょう深澤先輩！もしや…恋バナでしょうか…！？相手が渡辺先輩じゃないなら喜んで聞きますよ！」
「いやなんでだよ。ちげえよ。…今週末新人歓迎会するよ」
「新人歓迎会！？なんですかそれは！？」
いちいちオーバーリアクションだなと笑われたがまあ簡単に言えば今年からこの部署に来た私と新卒くんの2人を歓迎する会らしい！私は新人じゃないけどついでらしい！
「やったぁ〜！やったな、新卒くんっ！」
「はいっ！あと僕は目黒って言います」
「おっけいおっけい！五反田くん、きっと先輩たちが全部奢ってくれるからいっぱい飲もうね！」
「…はい」
「休日に君たちのために出勤、お迎え、幹事を任された俺としてはありがたい反応だよ」
死んだ目ではははと笑ってる先輩。
休日潰れるのか〜可哀想…なんて五反田くんと目を合わせて同情してみる。
「…あ、そうだA。なべも来るからな〜かわいくしとけよ〜」
「…ええ！？推し様大天使様がっっ！？」
「俺がなんだって？」
「推し様っ…！！まって神々しい…好きぃ…」
「…先輩って頭おかしいんですね」
「今更すぎんだろ目黒」
急に後ろに現れるのは反則だと思う！でもいい！かっこいいから！
ああ本っ当にうちの推し様今日も尊すぎっ！
てか今週末楽しみすぎる！
もしかして…もしかしなくても推し様の私服が見れるじゃないかっ！
私も新しい服買いに行かなきゃ！あと美容室の予約とネイルと…
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作者名：雪野真哉 | 作成日時：2024年3月15日 11時
