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Shota side
なんか元気なやつが同じ部署に移動してきた。
「わ、私AAと申します！」
「あ、うん。知ってる」
「認知ありがとうございます！今日が命日なのでしょうか！きっとそうだと思います！」
「…」
もう朝からどこにそんな元気があるんだってくらい喋る。
ほんとつかれねえのかなこいつ。
「私、先輩のヲタクです！TO(トップオタク)やらせてもらってます！よろしくお願いします！」
「はあ…」
しかもなんけめんどくさそうなこと言ってるし。
まあ仕事の邪魔になるなら上に掛け合えばいいだけの話だ。だから一旦こいつは放置することにした。
「おいA。…お〜い聞いてんのか？お〜い」
名前を呼んでも反応もせずにどこか遠くを見ているようなAに痺れを切らし目の前でぶんぶん手を振ってみた。
するとハッとした表情で俺を見て光悦の表情を浮かべる。
「え、うわ、お手振りファンサ…神よ…」
変なやつ。
なんか自然に口角が上がった。
「何言ってんだよ。ほら仕事すんぞ」
「うわっかっこよ。好きっ」
「お前ずっとその調子で疲れねえ？」
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作者名：雪野真哉 | 作成日時：2024年3月15日 11時
