家出#2 ページ43
「康二くんさ。なんか最近結構私にかまちょしに来てたじゃん」
「おん！もっと仲良くなりたかってん！」
「知ってる。目黒くんに聞いたよ。でもね、もし、私のこと好きだったらどうしようって思ったことがあって」
「お、おん。もし好きやったら…どうしてた？」
「そうだなぁ〜ちょっと待ってもらって真剣に考えてたかもなぁ。康二くんいい子だから
「えっ、」
なんてね〜と笑い俺の頬をつまんで遊び始めた。
「康二くんはほっぺた柔らかいねえ。かわいい」
「先輩…」
「ん？どうしたよ」
「俺、その、」
そんな時タイミングよく鳴るインターホン。
ああもう来たんやと思いながら玄関に行き鍵を開けると宣言通り2人が立っとった。
オフなのに2人でおったんか私服で。
「康二くん誰が来たの〜？…げっ」
「げってなんだよ。ほら康二に迷惑かけないの」
「やだっ！康二くんと一つ屋根の下生涯をともにっ、」
「はいはい馬鹿なこと言ってないで帰るよ」
「嫌だ〜！！！！」
ふっか先輩がカバンとかの荷物を、照にぃが先輩を抱えてじゃあまた明日な〜って帰って行った。
先輩は最後までやだやだと足をバタバタさせてたけど照にぃに抱えられて…というか担がれて連れてかれてもうた。なんかかわええなあと思ってこっそりカメラで写真を撮った。
翌日最高に不貞腐れた先輩が教室にチロルチョコ一個持ってきて
「お前の家にはもう避難しねえ」
ってダッシュで逃げて行ったけどふっか先輩に捕まったのか教室までまた抱えられて来てお礼言って帰って行った。
ほんまにぎやかな人やなぁ先輩は。
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雪野真哉(プロフ) - すのたんさん» コメントありがとうございます♪リクエストのお話書かせていただきました！またリクエストお待ちしております♡ (3月18日 10時) (
レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
すのたん - コメント失礼します。いつも楽しみに見ています！宜しければ、主人公ちゃんが体調を崩してみんなに看病されるお話がみたいです！これからも応援しています！ (3月17日 23時) (レス) @page37 id: 9a44466ec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪野真哉 | 作成日時：2024年3月13日 16時
