茶番#2 ページ34
それぞれ順番に3回ずつ投げて1番多く入った人が勝ち。
もし3回投げた後同点だった人たちはじゃんけん勝負なんて決めて。
「じゃあ俺からするね」
なんて先陣切る樹センに続いて俺、ふっかの順で。
2回目までは俺含め3人とも決めたから緊張が高まる。
「A！」
「はい！」
「俺がこのゴール決めたら…付き合ってくれっ！」
「きゃー樹先生かっこいー」
棒読みのAの言葉を合図に樹センはボールを投げる。ボールはしっかり外れた。
「あら。…A！俺がこの…」
「再放送いらんて！てか樹セン！多分それセクハラっす！」
「え〜まじ〜？」
樹センはあんなこと言って普通に外してきたけど俺にはそれをする勇気はない。
でもふっかも言う準備してるっぽいしここは言うしかない。
「A〜」
「なあにひーくん！かわちいね〜！がんばってね〜！」
「う、うん！」
結局言えなかったけど投げる。
「入ったぁ！」
「やったぁ〜！ひーくん仇とってくれてありがと〜！よし、部活行こう！」
「ちょいちょいちょい！俺がまだ残ってるって！」
「ん〜ちょっと早かったな。やり直し」
最近康二の影響なのかお笑い要素を求めるようになったAの無茶振りによりテイク2が行われた。
「ひーくん仇とってくれてありがと〜！よし、部活行こう！」
「そうだな！行こう行こう！…っておおい！」
「んははwよしよし、おもろいやん。ほれ、見といてあげるからやりなされ」
「お前は女王かよ」
ツッコミをしながらゴールの前に行くふっか。
なんかにやにやしながらこっちを見てきた。
「A〜！このシュートが決まったら〜！」
「ごめんなさ〜い！」
「なんでだよ！」
「んははw」
絶対決めるから見とけよ！なんて言ってふっかがやったのは
「なんでレイアップなんだよ」
「しっかり置きに行ったねあの人」
「しかもここで外さないのが面白くない」
「ねえなんでそんな不服そうなのみんな揃って」
ボールを持ちながら戻ってくる。
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雪野真哉(プロフ) - すのたんさん» コメントありがとうございます♪リクエストのお話書かせていただきました！またリクエストお待ちしております♡ (3月18日 10時) (
レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
すのたん - コメント失礼します。いつも楽しみに見ています！宜しければ、主人公ちゃんが体調を崩してみんなに看病されるお話がみたいです！これからも応援しています！ (3月17日 23時) (レス) @page37 id: 9a44466ec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪野真哉 | 作成日時：2024年3月13日 16時
