茶番#1 ページ33
Hikaru side
今日も樹センとバスケをすると言うので着いて行くことにした。
どこから聞きつけたのかふっかも来た。
「あれ、照だけじゃなかったの？」
「樹センに誘われたから来ちゃった〜」
「ああそうまあいいけどさ〜まとめる組のあなたたちがここにいて大丈夫なの？」
「まあ阿部いるし何とかなるんじゃね？」
「うわっ適当じゃん」
軽く準備運動をしながら俺らに話しかけにくるA。
樹センはまだ来てないし俺らも今ならAとバスケができないこともない。
「俺もバスケしたいんだけど〜」
「お、深澤先輩1on1する？」
「するする〜」
「いいウォーミングアップになるわ」
「何だとぉ？絶対勝つかんな？」
しっかり負けてた。
「あれふっかと照いんじゃん」
「樹先生やっと来た〜！遅い！レディーを待たせるなんて国王なら絶対しないぞ！」
「ごめんじゃん。急に職員会議入れられたんだよ」
「え、深澤先輩が留年するから？」
「なんでだよっ！しねえよ！」
じゃあ始めるか〜なんてスーツの上着を脱いでネクタイを緩めた樹セン。
なんかその仕草がサマになってて悔しい。
「樹セン！俺の仇とってくれ！」
「なんだふっか負けたの？だっせぇ〜」
「樹センもこの前負けてたじゃん！」
ははは〜とか笑いながらAから渡されたボールをドリブルする樹セン。
「じゃあ樹先生！今日も勝っちゃうよ〜！」
「お手柔らかに〜」
2人はいい勝負をしたけど結局今回は樹センが勝った。
「うわ、最悪！深澤のせいで体力消耗したんだ！深澤嫌い！」
「おお飛び火飛び火。責任転嫁すごいって！」
「もういいもん！樹先生次は勝つからね！」
「はいはい挑戦待ってるよ〜」
むくれてるAが俺の横に座って深澤嫌い…とかつぶやいてるのが面白くて
「ねえ俺が勝ってみようか？」
なんて無謀なこと言ってみる。
「まじ！？照大好き！」
なんて笑顔で言われたらまあするしかなくなって。
「樹セン〜俺とふっかと樹センとで勝負しようよ」
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雪野真哉(プロフ) - すのたんさん» コメントありがとうございます♪リクエストのお話書かせていただきました！またリクエストお待ちしております♡ (3月18日 10時) (
レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
すのたん - コメント失礼します。いつも楽しみに見ています！宜しければ、主人公ちゃんが体調を崩してみんなに看病されるお話がみたいです！これからも応援しています！ (3月17日 23時) (レス) @page37 id: 9a44466ec0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪野真哉 | 作成日時：2024年3月13日 16時
