検索窓
今日:13 hit、昨日:21 hit、合計:52,589 hit

集合#2 ページ30

You side



やっときた深澤先輩を中心にみんなで座る。


「それで話って何?」
「まあ落ち着け照。俺はな、有言実行の鬼なんだ」
「何それ〜私にご飯奢るって言ったくせにまだ奢ってくれてないぞ〜」
「あ、それ俺も言われた!」
「渡辺も?じゃあまた今度叙々苑連れてってもらお」
「賛成」
「そ…それはそれこれはこれだ!」



なんて都合のいいやつなんだ。まったく。




「まあなんだ。この前照に話したこと覚えてる?」
「どの話?」
「合宿!」
「あ〜うん。一応」
「許可取ってきました!夏休み合宿すんぞ〜!」
「やった〜!深澤先輩大好き!」
「ラ、ラウッ!お前っかわいいなおいっ!」




深澤先輩に飛びつくラウールくんに耳と尻尾が見える気がするんだけど私だけだろうか。
もうまるで大型犬のような…
それよりも。



「えっと〜それはマネージャーもいくのかな…?さすがに男9人の中で生活するつもりはないよ…?」



これは当たり前の前提事項だ。
仮にも彼らは男の子で私は女。
別に彼らを疑ったりしてるわけじゃないけど何かあってからでは遅いのだ。



「え、A来てくれないの…?A来てくれないなら俺行かない…」
「あ〜ひーくんそんなこと言わないで〜部長さんいないとみんな困っちゃうよ〜!ね?」
「でも俺Aいないなら行かない」
「ぐっ…」


照にキュルキュルした目で見つめられて少し気持ちが揺らぐ。
こんなに可愛い子にこんな目で見られたら…



「俺もA先輩いないと嫌だなぁ」
「おい目黒ひっつくな」
「めめきゅんずるいやん!俺もA先輩来んなら行かんで!」



1年生もラウール以外は行かないような雰囲気。



「え〜めめ来ないなら僕も行かな〜い」
「あらら。じゃあ深澤先輩お一人でどうぞ楽しんできてください」
「ねえそれは俺の一人旅じゃん!やだよ!みんな行こうよ!てかAがきたらみんな来るんだから!ね!」
「ん〜…私だけ1人部屋用意してくれるならまあ考えてやらんでもない」
「わかった!用意する!だから来てくれ!な!」
「しゃあなし。なんか奢れよ」




夏休みの合宿が決定した。

心理テスト→←集合#1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
235人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , SixTONES
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪野真哉(プロフ) - すのたんさん» コメントありがとうございます♪リクエストのお話書かせていただきました!またリクエストお待ちしております♡ (3月18日 10時) (レス) id: 783aafc6fa (このIDを非表示/違反報告)
すのたん - コメント失礼します。いつも楽しみに見ています!宜しければ、主人公ちゃんが体調を崩してみんなに看病されるお話がみたいです!これからも応援しています! (3月17日 23時) (レス) @page37 id: 9a44466ec0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪野真哉 | 作成日時:2024年3月13日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。